幸せの基準
朝起きて、みんなにおはようを言う。ご飯を作って家族みんなで食べる。
「とーちゃん、馬やってー」とせがまれて、子どもを背中に乗せて歩き回る。子どもたちを連れて犬の散歩をする。
そんないつもの日、ふと「幸せの基準」ってなんだろうな…なんてことを思った。
たとえば仕事上の素晴らしい成果や地位、完璧な家庭生活、たくさんの財産などを幸せの基準にするとしたら、我が家は「幸せな生活」になんかなれそうもない。
でも、家族とのおはようのあいさつ、暖かくなっていく日々を感じながら雪の下から顔をのぞかせる緑を見つけたこと、キツツキが木を叩く音、子ども達と入るお風呂、美味しいご飯などを幸せの基準にするのだったら、それは毎日がいっぱいの幸せだ。
あたたかい日曜日、なにもないけれど「今日はいい日だねえ」なんていう3歳児の言葉になごむ。またオモチャを取り合ってケンカして、ギャーギャー騒々しい兄弟を見守る。日々繰り返される、そんないつもの風景こそが、本当は幸せなこと。
もちろん、そんな気分になれないことも多いけれど、でもそんな毎日の暮らしのなかに心から楽しめることを見つけたい。
いつもの出来事でも、それがあることそのものが実は奇跡で、ありがたいのかもしれない。そう思うとそれだけで日々の気持ちが変わる。いつもの毎日に感謝しよう。
どうかみんなの日々が幸せでありますように。
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昨年から連載している北海道新聞の「朝の食卓」の前回掲載ぶんです。
homu
僕も同じように思いますよ~(笑
普段どおりの、自分いつも過ごしている普通の生活ができることは
幸せな生活なんだなぁ~と
でも、確かに、
そんな気分になれない日もありますが
まぁ~そんな気分になれるのも幸せな時間の過程のひつなのかな?と思ったりもします(笑
ちぶれ母
やっぱり家族と一緒に笑顔でいるのが一番の幸せだな~と私は思います。
あ、遅れましたが、三男誕生おめでとうございます!三兄弟かあ・・・。大変そうだけど、楽しそうですね(笑)。
うちは先日から次男が風邪にかかって、例によって抗生剤を拒否しまくり、またも肺炎の疑いが出てきました。今日も小児科です。甘い物嫌いだし、普段と違うものは感づいて食べないし、無理やり飲ませたら頑張って吐き戻すし、本当に困りものです。お前、風邪引いたらもう薬飲まないで点滴打ってもらえ!(笑)。
それにしても、三兄弟・・・ああ、羨ましい。経済的には大変だけど、うちも三人目欲しかったなあ~・・・。
タピアン
ごぶさたしております。
最近は母子二人で過ごす時間が増え、週末も飽きずに毎朝えきまえひろばで貨物列車見物に興じております。
家では息子がぺちゃくちゃおしゃべりがすごくなり、騒がしくててがつけられなくなりました。喋り出したらおもしろいように泣かなくなりおどろきました。憎まれ口も他人の倍ですが・・・。
仕事しながら母子家庭していくのには保育園、親族、友人の協力があり、職場の上司や同僚の理解がないと難しいところはあります。
最近日々の生活をチマチマ積み重ねていく中で、気付いたらたくさんの協力者ができていました。やはりありきたりの生活を続けているだけで幸せなんだと感じるようになったら、自分の許容範囲がだんだんわかってきた、そんな感じです。日々の生活が当たり前にできることかま幸せだと思うようになりました。