子ども達の笑顔を増やしたい!

5年前に第1子が産まれ、自分が子育てに深く関わるようになってから、子育てに関する活動にとても積極的に取り組んだり、男性としての立場からの子育てについてのいろいろな情報を発信している。

古くは講演会に呼ばれてしゃべってみたり、いろいろな取材を受けたり。
子育て広場「なごみ」の立ち上げ運営、地元の子育て支援組織の運営委員を引き受けたり、パパ向け子育て支援「パパ・スイッチ」の代表を引き受けたり。

今年からは新聞に子育てコラムを書き始め、最近では地元の雑誌に先月今月と2号連続で助産師松中さんとの子育て対談が掲載になり…となかなか盛りだくさんだ。そしてこれからもそういう機会がもっと増えそうな気配。

そのほとんどはボランティア活動のようなもので、それをやったからといって直接的になにか利益になることがあるわけでもないし、その割に手間ばっかりかかることばかり。

でも、それらの活動を通じて、最終的に目標にしていることがたったひとつだけある。

それは、この世界に子どもの笑顔をひとつでも増やしたい、ということ。

みんなのたからもの、それは子どもたちの笑顔だ。

家族が幸せなら、子どももきっと幸せ。
だから僕は幸せな家族を増やしたい。
家族が幸せであること…それは夫婦が幸せであること。

まずお母さん。
自分は育休や専業主夫の経験を通して、オギャーと生まれた子を育てるのがどれほど大変か、そして母親たちがどれほど多くの悩みを抱え、ひとりで子育てを抱え込んでいるかがよくわかったし、密室育児のつらさもとても理解できた。
でも子育て仲間ができて、うんうんって話を聞いてくれる先輩ママやそういった場があれば、そのストレスは軽くなっていつか子育てが楽しくなる…だからそういう場を作って、そして「子育てには仲間がいるといいよ」という価値観を広めていきたい。

それからパパ。
核家族化が進む中、子育てをすべてママに丸投げするのは酷すぎる。家族に気持ちをスイッチして、家族がもっと笑顔でいられるためには、パパ自身の意識を変えていくことが必要だ、と思うことも多い。
一方で子育てにもっと参加したい、イクメン、なんて言葉も産まれ、でもどうしたらいいのかわからないパパたちもいる。子育てや家事は義務ではなく、それが楽しいからやっている…そんなパパを増やしたい。子育て仲間がいると楽しいのはパパだって一緒で、だからそうしたことを少しずつでも発信していきたい。

そして社会。
子育て世代の家族の幸せを考えると、どうしても社会の理解が必要だ。
それは単純に仕事の効率化を進めて子どもがまだ小さいパパたちを早く家に帰して欲しい、というのもあるし、子育てが一段落したあとの優秀な女性たちの処遇についての話などもある。
家族が幸せで、みんなの生き様の満足度が高まれば、それは企業としても社会としてもプラスであるはず。

そんなふうにいろいろなところから家族の幸せを考えて、それを発信できたらいいな。
そして少しでも、子どもたちの笑顔が増えたら…。

先日はパパスイッチの講演会に誘って来てくれた近所のパパさんが、講演を聴いて自分も育休をとる!と宣言してくれて、彼は今実際に育休中だ。
その子どもが「お父さんがうちにいてくれて嬉しいんだー」なんて言っていて単純に嬉しい気持ちになったし、この子のこの笑顔が僕の増やしたいもの、そのもの。そんな事例がもっと増えたらいいな。

ほんのちょっとでも子育てしやすい社会に…そして家族の、夫婦の、そして子どもの笑顔が増えるように、これからもいろいろ活動していきたいので、これからもどうぞよろしくお願いします!

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