仕事のこと

夏樹が8月から保育所に入り、慣らし保育終了後、社長氏に誘われてすぐに働くことになってしまった今の職場に入って3ヶ月。

働いているのは個人向けに家を建てている比較的小さな規模の建築屋さんで、社内で使うコンピュータシステムを構築するシステムエンジニア的な仕事をしたり、ウェブの管理をしたり、得意な写真を撮ったり..

広告や企画を考えたり、なんかのデザインをしたり文書を書いたり、いろんなアイディアを出したり、電話番をしてみたり、大きなことから小さなことまでなんでもやって、いろいろな部分をよりよくしていくのが今のところの仕事だ。

新卒後は何回か転職したけど、いつもシステム屋でプログラマーとかシステムエンジニアなどをやってて、今回は仕事の内容的には多少重なるけど、業種的には全然違う。


そしてこの会社での仕事、なんだか今までの職場とは全然違う充実感というか楽しさがある。

社長以下会社全体として「家づくりを通じて家族の幸せを追求しよう」っていう価値観があるんだけど、全員がそれに基づいて動いてるのがいいのか…?

社員がみんな社長のことを好きで、いつもみんな楽しそうに仕事をしているのがいいのか…
それとも建て主である「お客さんの顔」が直接見られて、この家族のために!って実感しつつ働けるからなのか…。

あるいは自分の希望のとおりの条件、もちろんそれは自分にとってはとても好条件なんだけど、それで働けているのがいいのか…。


そもそも個人の家づくりという仕事は本質的に楽しい。
限られた予算のなかで、いかに住宅について素人のお客さんの要望を引き出し、またその家族の今のライフスタイル、また10年先のライフスタイルにあった家を提案できるか…

注文住宅しかやってないので、どの家も隅から隅までオーダーメード。

住宅が引き渡しのときにセレモニー的なことをやるんだけど、すごく喜んでくれて感極まって泣き出しちゃうお客さんや担当者も多くて、あぁこの家族の人生の新しいステージが今日からこの家で始まって、それにちょっとだけ関われて嬉しいなー、なんて単純に思ったり。

お客さんというのはだいたい小さな子どもがいる家族ばかりで、打ち合わせの頃は赤ちゃんだったのに、家が完成するころには新しい家で小さな足でトコトコ歩いているのを見て、自分の子育てと重ねてみたり…


なんだかうまく説明できないけど、仕事なんか時間と引き替えにお金をもらうだけのものでしょ、ってずっと思って生きてきた自分にとっては、この充実度や働く楽しさがちょっとカルチャーショックというか、なんか軽く衝撃的だったりする。
毎朝「会社行きたくないなぁ」…って思わないのがそもそもびっくりだ。


いろんな会社があって、いろんな仕事があるんだな…。
まわりもいい人ばっかりだし、いい家を提供している実感もあるし、いい会社、自分らしい好きな仕事ができるところに来ちゃった気がする。偶然だけど(笑)
自分をとりまくいろいろなものに本当に感謝。みんなありがとう。


子どもたちも風邪にもインフルエンザにもかからず、毎日元気に楽しく保育所に通い、妻の仕事も順調。

自分も朝ご飯作ってみんなの弁当作って、そしてスーツに着替えてそんな調子で毎日会社に行って、そして休日は家族で過ごす…なんか全部がとってもいい感じ。

そんな最近の我が家でした。


Tree
…本文とは無関係だけど、12月に入ったので今年もクリスマスツリーを出しました♪