誕生日

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もう先週の話になってしまうけど、自分の誕生日があった。
1975年にオギャーと生まれて34年、今の日々があることに本当に感謝だ。

この日はハルトが「とーちゃん誕生日なんでしょう?ケーキ!ケーキ!」と騒いでいたので小さなケーキくらいは買うとしても、いまさら誕生日を祝う歳でもないし…なんて思っていた。

が、朝起きたら意外な友人夫婦からおめでとうメッセージ。
それがちょっと嬉しかったので、そのことをチラっと某所に書いたら、それが朝のうちに子育て仲間の母友さんたちに次々に伝わった様子。

たまたま当日は自分がやっている例の子育てサークルの広場がある日だったんだけど、そこに来た母友さんたちみんなに「おめでとう♪」って言われて、子ども経由で保育の先生とかそんな人にも言われ、メッセージだのメールだの電話だのでもいろいろな人から「おめでとう」って言ってもらってしまった。

よく遊んでいる4歳になる男の子や1歳の子(ママの代筆!?)、もちろん妻からも手紙をもらい、ハルトにも「とーちゃんおめでとう♪」って言われ、義母からは花束なんか贈ってもらっちゃって、なんだかとっても嬉しくて、暖かい気持ちになった一日でした。

子どもならともかく、まさかこんなオヤジになって、こんなふうに大勢の人たちにおめでとう…って言ってもらえるなんて…。

サラリーマン時代は今はやり?の派遣エンジニア(それも禁断の二重派遣)だったこともあり、職場で打ち合わせ以外には「おはようございます」「おつかれさまでした」しか言わない日もあるような感じだった。
誕生日のときもその日が自分が誕生日であることなんて一言も言った事はないし、もちろんおめでとうなんて言ってくれるのは妻ひとり。

それにくらべるとたくさんの人に会って、おめでとうもいっぱい言ってもらえて、そしてみんなに囲まれて子どもを育てて、家族の食事を担い、他の子ともいっぱい遊んで、笑 っている今の日々のなんと人間的で豊かなことか。

きっと後から振り返ってみれば、子育ては大変ではあったけど、でも宝物のような日々だったなー、なんて思い返すのかなあ。

そんなふうに思った34歳の誕生日でした。
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