2008年を振り返る

というわけで今年もそろそろおしまい。

今年も1年間いろいろあったけれど、やっぱり子育てがメインの1年。
なんにしろ一番大きかったのは、長男ハルトがようやく人間になってきたことと、そして1月から地域の農村保育所に行きだしたこと。当時2歳7ヶ月。
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5月ごろのふたり

この保育所は、専業主婦(夫)が子育てを担当していても2歳以降無条件で入れることができる素敵な保育所なんだけど、昨年の後半は保育所どうしようかすごく悩んでいた。

でもエイっと入れてしまえば、本当にいいことがいっぱい。
お友達といろいろなことを協力すること、相手の気持ちを読み取ること。
思い通りになることとならないこと。痛い事をされたときの心と体の痛み。
そして友達と遊ぶ楽しさ…。

やっぱり親だけでは教えられないいろいろなことを毎日たくさん学んできて、いろいろな意味でとても成長した1年。言葉も流暢になったし、ある程度は人の気持ちがわかるようになった気もする。

最初の頃はたしかに「行きたくない」という主張をしていたこともあったけれど、今ではとても仲の良い友達もできて、毎日喜んで通っている。日曜日など休みの日は不満そうにも見えるほど。


自分たち親にとっても張りつき状態から少し距離を置いて、イライラする事は少なくなったし、今では保育所のない子育ては考えられないくらいだ。

幼稚園と違い、基本的にはただ時間内遊び回っているだけ…みたいな感じだけど、それがまたハルトにはあっているみたい。

普通の保育園ともまた違い、親の出番がけっこう多く、平均すると月1~2回ペースでなにかしらある感じだけど、他のママさんたちと台所に立ったり、いろいろな役をこなしたり、親としても新鮮な体験でもあったし、もちろん地域のみなさんとの交流もとても深まった。

送り迎えのときにお友達と遊んだり、家族で家に遊びに来て貰ったり、遊びに行ったり…なんて交流もできるようになった。
今年はそんな、保育所にとてもお世話になった1年。


夏樹はというと、0歳児の小さな赤ちゃんだったのがズンズンと成長。
早くに立ったり、歩き始めて周囲を驚かせた。

ハルトのときは2歳くらいまで、他の子と一緒にする機会をほとんど作らず、それが良くなかったのでは?と薄々感じていたので、積極的に他の子がいるところに連れて行き、それがいいのか、結構誰とでも楽しくやれる、みんなに愛される1歳児になった感じがする。

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2月頃の夏樹

6月から中耳炎が慢性化し、9月にチューブを入れる手術をしたのも夏樹。
年の前半はハルトが保育所から持ち帰ってくる菌類をすべて受けてしまい、ずーっと風邪を引き続けているみたいだったけど、そのおかげで後半は丈夫な身体になってきた。


自分自身の子育ては、昨年まではハルトの相手でいっぱいいっぱいという部分も多かったけど、今年は少しずついろいろなことに手を出すようになり、学ぶ事が多く充実した1年。
6月「子育てハッピーアドバイス」の明橋先生を呼んでの講演会は、日々夏樹を連れまわして準備に走り回ったけど、地域に顔が広がり、楽しい経験になった。

秋にはママ友たちと育児サークルの立ち上げ。これはこれでいろいろあったけど、でも各自楽しんで参加できたんじゃないかなあ?と思う。
育児の集まりで知り合ったママ友というか子育て仲間も増えて、子育てがより楽しいと思える理由のひとつにもなった。


妻も一年元気で、一緒に子育てをしつつしっかり働いてくれた。
やっぱり妻が家にずーっといる…というのは良くない部分もあることはあるけど、でもいい部分のほうがずっと大きい…そんなことを改めて認識。


このブログ関連では、開設から5年目、相変わらず平日毎日更新という目標にはほど遠いものの、まあなんとか続けられている。
今年もまた素敵な出会いがいくつかあって、ずーっと前からネット上でだけのやりとりだった遠い地に住む友人一家がとうとう泊まりに来てくれたり、海外から数年ぶりにまた会いに来てくれる方がいたり。


そんなわけで、今年も1年無事に終わることができそう。
大きなトラブルもなく1年を過ごせたのがなにより。
家族がみんな元気ならそれが一番だ。

…総括すると、今年もまた家族と過ごした幸せな一年でした。
どうか来年も良き一年でありますように。


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今年も一年間、このブログに足を運んでいただき、ありがとうございました。
この記事が今年最後の記事となります。
そしてまた来年も続きますので、どうぞよろしくお願いします。

それでは、よいお年を!