3歳児のプライド

先日3歳6ヶ月になったハルト。
ようやくオムツを卒業して、自分でトイレに行けるようになり、日々トイレに行っては楽しそうにしている。

最後までオムツが必要だった場面はなんといっても夜寝るときだったのだけど、最近は夜寝るときもパンツで寝ることも多い。

…が、やっぱりそこは3歳児、まだまだ夜中にオシッコしたくなって起きて教える…というのは難しいらしく、おねしょしてしまうこともしばしば。

夜中に「うわー、びちゃびちゃー」と泣いて、あわてて起きて、シーツとベッドパッドを替えて、パンツ交換して…なんてことも多い。
子どもの泣き声に対する感度は妻の方が上なので、これはたいてい妻の仕事だ。

洗濯物も山積みになってしまうし、安眠妨害だし、夏樹もおきちゃうし、できたらおねしょしないで欲しいんだけど…。

そんなことをしばらく繰り返していると、だいたいどんなときにおねしょをしてしまうか、なんとなく見えてくる。

たとえばリンゴを食べたとき。
利尿作用が強いのかどうか知らないけど、リンゴを食べた夜はおねしょ率が高い。
もちろん夜から寝しなにかけて飲み物を多く飲んだときもあぶない。牛乳もけっこう危険な飲み物だ。

そんなときは、ハルトとの攻防戦。

「ハルト~、今日はオムツで寝ようぜ」
「パンツがいいもーん」
「今日は夜じゃーってでちゃうって。オムツにしようよ」
「イヤー!ちゃんと起きてする~、パンツがいい!」

やっぱりオムツは屈辱的で、とてもイヤなものらしい。
説得に成功できることもあるけど、押し切られてしまうことも…。
もちろん寝る直前にトイレに行くなど対策はとるけど..

オムツにして欲しいなあ…というお願いがうるさいので、ハルトはハルトなりの作戦にでることがある。

それは、まずは言うとおりオムツで寝る…フリをする。
続いて父も母も寝たのを見計らってベッドから抜け出し、自分でオムツを脱いでパンツに履き替え、またベッドに戻る…という作戦。

オムツで寝かせたはずなのに、やっぱり深夜「びちゃびちゃー」とやってしまい、なんで??と見ると、夜はかせたはずのオムツが床に脱ぎ捨ててあったり…。

オムツはイヤ!というプライドだけ高くて笑っちゃうよなぁ。

そんなわけで、まだオムツ?パンツ?おねしょ!という夜は続きそうだ。

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オレはオレの考えがあるんだぜ