夏樹、手術

昨日は夏樹の耳の手術。

今年の春先から初夏にかけてずっと鼻をズルズルやっていて小児科に通っていたものの良くならず、6月頃に耳鼻科を受診。

鼓膜の奥に水?が溜まる滲出性中耳炎と診断され、薬を飲み続けていたもののやっぱりよくならず、鼓膜に穴をあけチューブを埋め込む手術を薦められたのが先月。

小さいので全身麻酔をかけなければならず、もちろん入院も必要。
いつもの耳鼻科では手術できず、紹介状を持って大きな病院へ行き、いろいろな検査をしたり、説明を受けたりしたのが先日。

そして、その手術が昨日だった。

この病院では日帰り入院で手術が可能なので、日帰りを希望。


集合時間は午前8時半なのだけど、全身麻酔の関係で、前日0時以降は食事禁止。
午前5時からは母乳も禁止…これが今回の手術で最も大変な点だった。

普段からおっぱいをしゃぶりつつとろとろ寝ている夏樹、時計を見て午前5時におっぱいを取った瞬間から号泣。

「なんでおっぱいくれないのさ!?」と大泣きして大変なことに。
妻が抱くとより怒り狂うので自分がしばらく抱いていたけど、全然ダメ。
泣き叫ぶ夏樹をクルマに乗せて走ったりして、なんとか出発までの時間を過ごす。


病院へは妻が連れて行き、入院の手続きをして部屋に案内してもらい、9時から手術。
手術室でガス?を吸わせる瞬間まで大泣きしてバタバタしていたものの、麻酔が効いてすぐに意識がなくなっていったそう。

ハルトを保育所に送った自分と合流、部屋で時計を見ながら夏樹が帰る時間を待つ。

…やっぱりなにが不安って麻酔だよなー。麻酔科医に十分説明を受けたけど、我が家で全身麻酔を受けた人なんていないし、どんな感じなんだろう..
夏樹はなにもわからなくて変なところに連れられてかわいそうだね…

なんて話していたら、案外すぐに呼ばれる。手術終了10時。


見るともう意識は戻っていて、神妙な顔つき。お?ご機嫌どう?
かーちゃんの顔を見るなり、またおっぱいのことを思いだし、ギャン泣き開始。

「おなかすいたー、おっぱいくれー」と泣いているのだけど、術後2時間はおっぱいも禁止なので、この2時間がまた長かった…。

点滴もしているからはずれないように注意しなければいけないし、でも本人はエビのように大暴れ。いつまでも泣きやまず、妻と交代で抱きながら、なんとか2時間。
夏樹ごめんよー。


2時間経ってやっと看護婦さんのOKがでたので、無事に授乳。
泣き疲れてあっという間に寝てしまい、その後も点滴受けつつ寝ていた。

その間執刀医による説明、今後の管理、薬の処方、夏樹のお昼ごはんなどを挟んで、午後3時くらいには退院になった。やれやれ…。


滲出性中耳炎、特に何か痛がるわけでもないし、耳の中を見なければわからない病気。
でもすでに軽い難聴にはなっていたそうな。

「病気でもないのに病気だと決めつけられているだけなんじゃないの?」なんて言う人も時々いて、麻酔も心配だし、、と一時は結構悩んでいたけれど、でも言葉を覚える大事な時期に耳が聞こえづらいのは…と思い受けた手術。

日帰りというわりには結構大変だったけど、なによりも一番大変だったのは、なにもわからない夏樹。

まずは無事に手術が終わった…という話でした。続きはまた!