地域の子育て支援

このブログでも何度か紹介している、地元の育児サポート隊「育児ネットめむろ」。
「預けたい人」「預かりたい人」の橋渡しを柱に、毎週月曜日の児童館開放、木曜日の茶話会の開催などが事業内容だ。

昨日も木曜茶話会に行ったのだけど、なんと初めて自分以外の男性の参加者がいてびっくり。
いつも奥さんと子どもが来ているのだけど、今回は旦那さんが仕事休みということで、旦那さんが子ども抱えて来てくれた様子。

別にそういうわけではないとは思うけど、自分自身、男だけど育児してます!集まりにも行きます!というのを続けてそれを発信し続けていたら、ちょっと今までと変化が出てきたような感じがして、ちょっと嬉しい木曜日。


さて先日、たまたま育児ネットめむろの会報誌のようなものに寄稿を頼まれた。
奇抜で面白いことを書こうかと思ったけど、いやコレはやっぱり「お客様の声」みたいなものだし、やっぱり日々の感謝の気持ちを…というわけで書いてみた。

--
ひょんなことから仕事が無くなってしまい、いきなり主婦ならぬ主夫になったのが2年前。
泣く赤ん坊を抱え、子育てのことを話せる相手も親もいない芽室で、途方にくれていました。
子育ての孤独感、密室育児とはこのことだな…と妙に実感する日々。泣きやまない赤ん坊を窓から投げたくなることも何度もありました。


そんなとき初めて行ったのが木曜茶話会。
女性陣のなかにポツンとひとり、話し相手もいないし話題もないし、やっぱり男の育児は孤独だ…でも子どもには遊び相手が必要だし…と最初は半分嫌々だったのが、回を重ねる毎にいつしか自分の息抜きの時間になり、そして先輩お母さんたちにヒントやアドバイスをもらう場となりました。
夜泣きで困っているとき、怪獣に手を焼いているとき、病気になったとき、検診の結果に悩んだとき…「そうそう、うちもそうだった!」という一言に何度ホッとしたことか。


子育ては仲間がいると楽しさ倍増!…本当にそう思います。
毎日家の中にこもっていた頃に比べると、茶話会やひばり児童館開放などでおしゃべりしている時間は楽しくて、育児の場に男性なんて…と嫌な顔せず、いつも楽しく接してくれるみなさん、そしてサポートリーダーのおふたりには本当に感謝です。


今年は育児の講演会イベントを企画、準備段階から援助会員さんにはお世話になりっぱなし。
講演会当日は全面的に協力していただきました。
援助会員さんだって講演会を聞きたかったはずなのに、子ども達を預かっていただき、ありがとうございました。その後もプールや、用事がある際に見ててもらったり、なにかと育児ネットめむろのみなさんにはお世話になり、本当に感謝です。


子育て中のみなさん、子育てに家事にいろいろ大変ですが、育児ネットめむろなどをうまく活用して、これからも子育てを楽しんでいきましょう!
そしていつも健全な育児ネットめむろですが、いつかみんなで飲み会もやってみたい…なんて思ってしまうのは、やはり自分が男性だから?(笑)

--
注:援助会員というのは「預かりボランティア」さん、サポートリーダーとは、育児ネットめむろの運営スタッフのこと。


育児環境が整っているから…という理由で芽室に住んだわけではないけど、この育児ネットや、子育て支援センター、有志の育児の集まりなど、なにかと子育て環境が整っていて、子育て世代には住みやすい芽室。

誰だかわからないけれど、こんな子育て環境を整えてくれた人たち、そして今実際にこれらの運営に携わっているみなさん。
こんなふうに楽しく子育てに関われるのはみなさんのおかげです。
本当にありがとう。