盆踊り

昨夜は地域の盆踊り。

地域の中心の広場(農協の駐車場ともいう)にいつものように「どこからこんなに人が?」というくらい人がやってきて、盆踊りの輪が繰り広げられる。


♪シャンコ、 シャンコ、シャンコ、シャシャンがシャン、手拍子そろえてシャシャンがシャン…

北海道ではおなじみの「子供盆おどり歌」と「北海盆唄」が響き渡る中、仮装している人もいるし、みんな思い思いの服装で踊っている。
共通しているのは、みんながみんな楽しそうな表情であること。


今年はいつもの年と違い、ハルトが1月から保育所に行っている関係で、地域に格段に知り合いが増えた。

保育所の子やその親たちが中心だけど、あっちもこっちも知っている顔で、地域の知り合い勢揃いという感じがなんだか新鮮。

ひさしぶりに見る赤ちゃん(保育所の子の兄弟)を見せてもらったり、ハルトのおとーさん遊ぼう♪とやってくる子と遊んだり。


さらによく見ると、ビールを売っている人もおもちゃ売店の人も、おそうざいのコーナーもかき氷のコーナーも、マイク持っている人もみーんな知っている顔。

今年でこの地域に移住してきて8年、あんまり知り合いも増えなくて、手持ちぶさたというか、話し相手がいないというか、いまいち居心地がよくない盆踊りだったけど、今年はみんな知っていて、みんなが「どーもー」と話しかけてくれて、ハルトのパパ!とやってくる子ども達にも囲まれて、なんだか地域の輪にすっかり溶け込めたような気がする。


普段はこの地を離れている人たちも、今夜はこの盆踊りに参加するために来ていて、旧友や親戚のみんなと話が咲いている。

ベビーカーを押しながらビール片手に踊りを見つつ、保育所の友達と一緒にグルグル走り回っているハルトや、楽しそうな人々の様子を見ていたら、こんなふうに地域がつながって楽しい夜を過ごすのもいいなー、なんてしみじみ感じてしまった。

うちの子たちもこの地域を出て行ったとしても、このお祭りのときには戻ってきて、友達や近所の人たちと近況報告したりするのかな。


なんにしろ、盆踊りが無事に終わるといよいよ北海道の夏も終わり。
学校もそろそろ始まって、朝晩の冷え込みは厳しくなり、空はいよいよ高くなる。

そんな地域の盆踊り。
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