プールと託児

どちらかというと自分はメタボ体型だ…いや「どちらかというと」は不要で、完全にメタボな身体。
昔からなのであんまり気にしていなかったけれど、でもやっぱり健康は気になるし、定期的な健康診断がない今のシュフ生活ならなおさら。
最近は「メタボ」という言葉が流行って、太っている人は不健康で医療費全体のリスク要因という見方が広がり(?)、なんとなく居心地も悪い。

家事育児は一日イスに座りっぱなしのシステム屋稼業より多少は運動になるけど、でもやはり日々の運動不足感は大きい。
でも子どもの相手が生活のメインである以上、運動する時間もない…。


今年の春先にそんなことを考えていたら、町民温水プールの講座を発見。
泳ぎを教えてくれるコースのほか、大人のための水中運動というのがいくつかあり、そのなかのいくつかはなんと無料の託児があるそうな。

今は子どもが起きてから寝るまで子どもに張りつきの生活なので、子どもを連れて行けない、あるいは「パソコンに向かう」など子どもを見ながらできないことをするのはなかなか困難。

が、逆に子どもを連れて行ける、あるいは託児がある、子どもを見てくれる人がいる…なんて場合に限ってはかなり時間の自由があるのがこのシュフ生活。


いや、でも待てよ。
平日日中の託児付きプールなんて、どう考えても女性ばかりで占められているよなぁ。

また女の世界にポツンとひとりで、この腹に水着姿はかなり恥ずかしいなぁ…なんて最初はちょっと躊躇していたのだけど、行った方がいいよ?という妻の薦めもあって、4月から水中運動のコースに週に1回通い始めた。

行ってみると、やはり参加者は自分以外全員女性。先生も女性。
ここもまた女性の世界か…ママさん、おばさん、おばあさんまで、様々な年齢の女性達に囲まれて最初は気になったけど、まあ別になにか話をするわけでもないし、一緒に楽しむ○○○という内容でもなく、45分間ただ先生の言うように無言で身体を動かすだけ。

腕を振ったり足を上げたり、付いていくのがやっとだ…と思うこともあるけど、でも慣れてくると身体を動かすのは意外と気持ちがいい。

たった週に1回45分とはいえ、そこそこ気分転換になるし良い感じなので、4月5月の1ターンが終了後6月7月も別のコースに申し込み、今はそれに通っている。

今回はアクアビクス、ノリノリの音楽に合わせて45分ぶっ通しで身体を動かす…という内容だ。腰を振ったり左右に移動したり、なんてマヌケな姿…と最初は思ったけど、でもこれはこれでけっこう楽しい。


最初はなんだか申し訳ないなあ…と感じていた夏樹の託児についても、意外と夏樹は楽しそう。
知らないオモチャがいっぱいの広い託児室、ベテランの預かりボランティアさんが全身で1対1で相手をしてくれるので、いつもご機嫌で遊んでいるし、迎えに行っても夢中で遊んでいて、帰ってきたことに気づかないことすらあるし、託児した日はわりとよく寝る感じ。

子どもと一緒にプールならともかく(そういうコースもある)、自分のためだけのプールで託児なんてかわいそう…と最初は思っていたけど、それは「自分じゃなきゃ」という親の期待であって、ちゃんと遊んでくれる相手と遊び場所があれば本人は楽しいみたい。

きっと赤ちゃんによって個体差があって、泣いて泣いて…というケースもあるとは思うけど、どういうわけか夏樹は大丈夫な子どもだったりする。


夏の暑い日に涼しいプールは気持ちいいし、1クール6回で1500円という受講料も安いし、少しだけ育児の息抜きにもなる。なんでみんな来ないのかなあ?

次の8月9月もまた水中運動、申し込もうかな。
申込期限は今日なんだけど、どなたか一緒にどうですか?(笑)

とはいえ、やっぱり週に1回45分だけじゃメタボ解決にはまったく結びつかないみたいだけど(^^;;