パパがいない

このところ育児の集まりに行くことは多いし、例の講演会の打ち合わせとか、保育所のお迎えなど、子ども関係のところに顔を出すことが多い。

子どもの検診や予防接種、児童館、公園、プール、図書館の読み聞かせの会などいろいろなところに躊躇無く行けるようになり、地域の子育て界?に顔見知りも増えてきて、たとえば地元スーパーで買い物をしていても「こんにちはー」と声をかけたりかけられたりすることも多くなってきた。

でも、そのほとんどはママで、ママ率はいまのところほぼ100%。
あたりまえといえばあたりまえだけど、この世界は女性の世界でなかなかパパさんに出会うことはない。

そういえばこのブログにコメントを入れてくれたり、読者の方なんかも女性が多いような気がする。


個人的には女性だから男性だからというのは、今はそんなには気にならなくて、ママさんだって話すと気が合いそうな人、そうでもない人、いい人、面白い人、ちょっと苦手なタイプの人、うちの子たちのことを気にかけてくれる人などなどいろいろいて、それはそれで楽しい。

子どもの成長とセットで話をすると、みんな戦友みたいなもんだし、そんな彼女らと雑談している時間も子育ての貴重な経験だ。

同じように小さい子を育てているママさんたちとの雑談が、子育てのストレス軽減やちょっとした不安の解消に役立っている。


…とはいえ、どこにいってもあんまりにもママ、つまり女性ばっかりなので、たまにはパパと子育ての話をしてみたいぜ…と思うこともなくはない。
たまには「地域の子育て場」にせめて夫婦で来てくれたらいいのに。

そしてできたら、お互いの家に遊びに行ったりしてアルコール付きで、いや付きじゃなくてもいいけど、一緒に話が出来るパパ友がいたらいいのになー。


子育てのイベントのなかには土曜日に開催されているものもたまにある。

でも、以前「パパと遊ぼう」というイベントの時は参加者がなかなか集まらず、参加してくれそうな人を電話で「一本釣り」していたし、いつだったか土曜日にあった子育て講演会のときだって自分以外全員女性だったし、やっぱりパパはよっぽどのことがないと出てきてくれないみたい。

普段平日の日中にやっている子育ての集まりを平日夜とか土曜日にも開催して、「パパも楽しい○○○」とかの名前でやったら…とか、いや、いっそパパ中心の子育てサークルを新規に立ち上げたら?とかアイディアはいろいろ浮かぶけど、でも実際にパパさんも来てくれるかどうかというと、かなり疑問。

パパの育児、日々仕事を一生懸命やって稼いでいるんだから、それ以外の時間に育児に駆り出すのはちょっと酷なのかも..とも思うけど、でも仕事が忙しかったとしても、ママだけで子どもを育てるのは実際困難だし、現在の子育てにはパパの力が絶対に必要だ、というのが子育てしてみての実感。

そして育児には面白いところだっていっぱいあるのだから、そういうのもみんな含めて男女問わず体験できたらいいのに。


最初に子育ての集まりに行きだしたころ、ある集まりの案内文に「母親が運営する母親のための…」なんて書かれていて、それがその集まりに行きにくい理由のひとつだったことがあった。
それを「母親も父親も」に直してもらう…とか、まずはそんな小さいところから始めてみよう。

でも本当は家では子育てにきちんと参加しているパパさんはいっぱいいるはず。

なんとかしてそんな人を、子育ての場?に引っ張りだせないか、もし気が合いそうだったらパパ友になれないか…なんて考える日々だ。


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昨日6月19日の十勝毎日新聞23面「地域で子供見守り、育てよう」という見出しの記事。
子育て中の専業主夫で、子育てイベント準備に奔走中、地域で子どもを育む社会に…という内容をしゃべっている男性の写真入りインタービュー記事が載っていますが、アレは私です(笑)

先日取材を受けた内容が新聞記事になったのだけど、ブログ記事に書いた「地域でつながること」などがおおむねうまく伝わっているようで一安心。
誰かひとりでも共感してくれたり、イベントに足を運んでくれたらうれしいなー。


そうそう「めむろハッピーフェスティバル」の補足ですけど、講演会を含め全イベントは子連れでもOKです。

一時期託児の申し込みを受けていたので、講演会は子連れはダメなのね?という誤解があったようなのですが、前方には赤ちゃん連れゴザ席もあるし、授乳室もあり。駐車場も大丈夫。
その他、私のためにこういう配慮をして欲しい、という要望があれば今のうちに言って頂ければ対応できるかもしれません。ぜひ27日は芽室にお越しください。