ごくろーさま

ハルトの保育所通いも今日で4日め。
毎日泣いて大変では?
行くときに泣かれて「行かなくてもいいか」という気持ちに自分がなるのでは?
…などという予想は完全に外れて、毎日元気に通っている。

自宅から保育所まではハルトの足で10分ほど。
防寒着に身を固めて、手をひいてテクテク歩いていくけれど、一度だって「行きたくない」という趣旨のことを言ったことはなく、ほいくじょ♪ほいくじょ♪と氷点下10度のなかを喜んで歩いているハルト。

保育所のなかでも楽しく過ごしているようだし、連絡帳にも「泣くこともなく楽しく遊んでいます」と書かれている。
他の子と遊ぶほか、ひたすら走るのが大好きなハルトなので、保育所の端から端からまでをパタパタパタパタと走り回っているそうだ。
毎日満足そうな表情で帰ってくるし、お昼寝もよくするし、なんだか順調な保育所生活。

ところで保育所に行く、という話をしたとき「いらんこと(言葉)を覚えてくるよー」と言われていて、いったいなにを覚えるのかなー?と思っていたのだけど、今日初めて「我ら夫婦が使わない言葉」をハルトが口にした。

それは「ごくろーさまー」

ハルトを連れてきて、服を脱がせて長靴を片づけて
「じゃ、ハルトばいばい。よろしくお願いしますー」と帰ろうとすると

「ごくろーちゃまー、バイバイとーちゃん」
と手を振ってくる。

どうやら保育所の先生が言っているのをマネしているようだけど、しかし「ご苦労様」とはなんだか笑ってしまう。

保育所に入れるかどうかあんなに悩んだのに、そのハルト本人に笑顔で「ごくろーちゃまー」なんて言われるなんて、なんだかおかしい。

もちろん意味がわかって言っているわけではないと思うけど、笑いをこらえてドアを閉めてホッとひといき。

迎えに行ったときも「とーちゃん、ごくろーちゃまー」

保育所は今月いっぱい慣らし保育で、今週中は毎日11時半までの2時間のみ。
来週はお昼ご飯まで、その次はいよいよお昼寝に挑戦するそうだ。

ハルト、毎日ごくろーちゃま。

Haru22
保育所ではないけど、公園で遊んでいるハルト2歳。