夜笑い

このごろ明け方4時か5時頃になると、怪しげな声が寝室に響き渡る。

ウッキャッキャッ…
…キャッキャッ…

あーあー、うーうー
ウッキャッ…

…これ、実は夏樹の笑い声。
どういうわけか、このごろ明け方になると彼は目を覚まし、笑い声をあげながら喜んでいる。
最初は寝言?と思ったけど、完全に目は開いているし、どう見ても起きているので寝言ではないみたい。

手足をバタバタと動かし、満面の笑みを浮かべて、それはそれはご機嫌。
シーツを握って、毛布を叩いて、うーうーあーあー元気いっぱい。

我ら夫婦の間では「朝のフィーバー」と呼んでいるけど、それくらい機嫌が良くて、とても嬉しそうで、そして楽しそうだ。

だがしかし、まだ外は暗いし、実際問題としてとても眠い時間帯。
妻と一緒に夏樹の顔をのぞき込んで、なんなんだろうねえ?なんて言っている。

と言いつつ、あまりにも楽しそうなので、手を持って一緒に動かしてあげたり、マッサージをしてやると、ますます大喜び。

だいたい30分くらい続いて、その後はまた寝てしまうのだけど、コレはいったいなんだろう?
夜泣き、というのはあるけど、ソレの笑い版の「夜笑い」か?
脳みそが急に発達しているから?

たしかに泣かれるよりはいいけど、でもこれはこれで寝不足になるのでできたらやめて欲しいかも..
いつまで続くのかな?

Na11
…とはいえ、ハルトの同じくらいの月齢に比べると、全体的にはよく寝る夏樹くん。