またしても事故

週末、買い物を済ませて駐車場から出るときのこと。
2つ前のクルマが通れなくて、左前方にいた前のクルマが下がろうとしてギアをバックに入れた。

えっ?と思ったのもつかの間、クラクションを鳴らしたけれど間に合わず、嫌な音を立てつつ、相手の後ろと、停車中の我ら家族4人が乗ったクルマの左前がぶつかってしまった。

うわー、ぶつけられちゃったよ…。

とはいえ斜めから近距離でゆっくりぶつかったので衝撃はほとんど無く、もちろん誰もケガはない。
子供らはちゃんとチャイルドシートに乗っていたし、大人もベルトをしていたけど、仮にそうでなくても何も問題ない感じ。音以外は「ちょっとこすった」という印象だ。

あわててぶつけた相手が「大丈夫ですか?ケガないですか?」と飛び出してきた。
ええ、ケガは大丈夫です..なんて言いながら外に出てビックリ。

うちのクルマ、バンパーは外れかかって垂れ下がり、左のライトは割れて下向き。
左のタイヤのあたりは大きく壊れて変形し、なんと助手席ドアまで開かない。
いやはや、人間は大丈夫でもクルマは大丈夫じゃないみたい。
ありゃりゃ。

とはいえ、相手の方はきちんとした対応をしてくれて「自分が悪い」という態度を終始崩さない。ごめんなさい、すいませんすいません、と何度も何度も言っていた。

その後、相手に110番で警察してもらい、相手との連絡先交換、警察による実況見分?、保険会社への連絡…などなどが続いた。

クルマはなんとか自走できそうなので、ガムテープを買ってきてもらい、バンパーをとめてなんとか帰宅。


事故って本当に嫌なものだ。

事故を起こした瞬間っていうのはいろいろなことを考える。
ぶつけてしまい相手から因縁付けられて困った話や、逆に自分が被害者なのに逆ギレされて嫌な思いをした話、あるいは相手をやっつけようとした話とかいろいろ聞くので、相手がなにを言うか、最初は身構えてしまった。

「謝ったら過失を認めることになるからダメ」などと聞くけど本当なのだろうか…。

でも今回のケースは最初から相手がこちらのことを気遣ってくれて、そして我らにも警察にも保険会社にもちゃんと「止まっているクルマに自分の不注意でぶつけた」と落ち度を認めていたので、もらい事故とはいえ、それほど嫌な思いをしなくて済んだ。

もちろん事故を起こしたくて起こす人はいないし、仕方がないよなぁ。
「お互い様ですからねー、こういうこともありますよねぇ。バックするときは後ろみてくださいねえ(笑)」なんて笑顔で対応できたのは不幸中の幸い。

自分が悪かったらきちんと謝るのは当たり前だし、子ども達にもそう教えていきたいし、そういう社会であって欲しいもの。


そんなわけで今日はアチコチから電話がかかってきたり、クルマを修理工場に入れたり、慌ただしい。
修理にはそれほど時間がかからなさそうだし、相手の保険会社が手配したレンタカーも家まで来たし、このまますんなりと処理終了となりそうな雰囲気。


最近ハルトが悪いことをしたときに「ごめんなさい」「ごめんね」を言えるように教え込んでいるところだったのだけど、「悪いと思ったらあやまる」ことの大事さを改めて知ったような今回の事故。

なにはともあれ、相手の人も我が家も誰もケガがなくてなにより。


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本文とは関係ないけど、十勝の夕暮れ。最近字ばっかりなので(笑)