布おむつ

きっかけは妻が「夏樹は布おむつにしてみない?」と言い出したこと。

えっ?布おむつ?
布おむつって、手でゴシゴシ洗ったり、頻繁に変えたり、とても面倒くさく、またおしりがかぶれたりするイメージ。

でも妻が一緒に入院していたママさんが布おむつを使っていて、とてもいい感じなのでおすすめ!という話を聞いていたので試してみたい、ネットで調べても結構良さそう、という話。

たしかに紙おむつに伴う大量のゴミはいつも心を痛めていたし、生理用品で普通の紙製のものよりも布ナプキンはとても使い心地が良い、なんて話も聞くし(自分は男なのでよくわからんけど)、今回は自分が専業シュフでハルトのときより時間的に余裕がありそうだし、まあ試してみるか。

というわけで、第2子夏樹は生後2週間くらいから布おむつを使い始めた。

個人的にビニールっぽい素材のものを着るモノとして使うのはあんまり好きではないので、布製やフリース製のおむつカバーを数枚ネットで購入し、中に入れる布おむつは70枚ほどを赤ちゃん量販店で購入し、布おむつライフがスタート。

はじめてみると、紙おむつもオシッコをしたらすぐに新しいものに交換だけど、布おむつは本人が泣いて知らせるので、紙おむつよりも交換の頻度は高い、ということがすぐわかった。70枚も買えば十分かと思ったけど、70枚は3日間で無くなってしまうほど。

ウンチのときはうまくいかないと横からはみ出してしまうので要注意。
オシッコも油断すると横からモレることがあるので、自分のズボンやベッドのシーツなんかが汚れてしまうことも。

だがしかし。

よく観察すると、やっぱり赤ちゃんの機嫌は布おむつのときのほうが心なしか良いような気がする。
高頻度で交換するので、かぶれるということもない。

そしてなんといってもゴミが格段に少なくなったのがとてもいい。
うちはゴミの収集が週1回しか来ないのだけど、燃えるゴミは45リットルの一番大きな袋で3袋が標準だったのが2袋になった。
ニオイの強い紙おむつが45リットルぶん減るだけでも画期的だし、少しは環境にやさしい感じがする。
もちろん1週間にだいたい2パック必要な、1パック1280円くらいの紙おむつを買わなくて済むのも経済的。

個人的に一番懸念していた「洗濯が面倒では?」というのも、全然そんなことはなかった。

よく考えたら洗濯は洗濯機がするのだから、ウンチのときに予洗する手間がちょっと増えたくらいで、洗濯自体の手間はそれほど変わらない。もちろんウチは他の洗濯物と分けて洗ったりはしないし。

夜寝るときと外出して歩き回るときは紙おむつにしているけど、それ以外はすべて布おむつになった夏樹。

生後3ヶ月半経った今でもまだ続いているし、きっと今後も使い続けられそうな気がする。

正直言うとハルトのときは「布おむつ使うなんて環境オタクか、ちょっと変わった人では?」って思っていたけど、実際に使ってみるとそんなことは全然なくて、排泄物を布にしみ込ませて処理する、というのはとても合理的な感じがする。

布おむつなんて面倒で大変で前時代的で、変わり者がすること、なんて思っていたのは、何者かにそう思わされていただけなのでは?なんて思ってみたりもするけど、どうなんだろう。

なんにしろ、布おむつちょっとオススメです。

Omu2
布おむつっておしりがかわいいよね(笑)

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明日23日の北海道新聞朝刊(全道版)の「十勝子育て事情」という記事のなかで、育休をとった話やその後専業シュフとなった話で少し登場する予定です。
カメラマンは一緒に来たけど、写真が載るのかどうか等イマイチよくわかりませんが、もし見つけたら「あぁコイツかぁ」と思ってください。3行ほどのミニ記事だったら笑えるのでわざわざ買わないでね(笑)