ともだち

このところ、地元の育児の集まりに顔を出すことが多い。

先週は月曜日に地元児童館の開放に行き、ママさんたちと井戸端会議をしつつ、ハルトを遊ばせた。

火曜日は人形劇を見せに。(これはすぐ飽きてしまったのでほとんど見てない)

水曜日は帯広市の別の児童館に行って遊ばせ、木曜日は地元育児ネット主催の農業勉強会。…といってもコレは子連れ前提なので、子ども達は自由に遊んで走り回りつつ、ママたちは農業の勉強、という内容。

土曜日はリトミック教室に行ってハルトと汗をかいてきた。

土曜日のリトミック教室だけは「パパと遊ぼう」と名前のついたイベントなので男性もいたけれど、その他の育児イベントや児童館の開放などは、自分以外の参加者がほぼ全員女性。

もともとママたちの輪に入るのは非常に苦手だし、正直言って無理にママ友を作らなきゃ、とも思わないので、それを理由にあんまりこの手のイベントに行くことは無かったのだけど、このところは積極的に顔を出している。

なぜ最近この手の集まりに行くようになったか、というと、それはハルトの様子が少し変わってきたから。

今までは他の子と一緒の空間にいても、ただ単に別々の動きをしているだけ、、という感じだったのに、このごろは一緒に遊ぼうとしたり、実際になにやら一緒に楽しそうに遊んでいることが多い。

特定の友だちの名前を覚えて「○○○ちゃん、いる?」なんて聞いてきたり、家に遊びに来た友だちと遊んだことを思いだし、あそこで誰々と遊んだ~、なんて言ったり。

そんな様子を見ていると、やっぱりハルトも友だちが欲しい年頃なんだなあ、と実感する。


ところがここはとても田舎なので、平日の日中に公園に行っても誰もいない。

本当は保育所にでも入れるのが解決法なんだろうけど、いまのところ保育所には行ってないので、じゃあやっぱり自分が積極的にそういう機会を作らないとね…というのがその理由だ。

ハルトはその甲斐あって、今では他の子ともちゃんとやっているように見えるし、以前は「他の子をどついて困る」ということがあったのだけど、それもいつの間にか無くなった。

他の子と楽しそうにクルクル回っているところを見ると、やっぱりちょっとホッとしたりする。
楽しかった?って聞いて、楽しかった!と答えてくれると親としてはとても嬉しい。

そして自分。
若いママたちは苦手だなぁ…とずっと思っていたけど、よく話してみると、中にはなんとなく話があいそうな人もいることもわかった。
「専業主夫??」なんて顔をされるのも慣れてきたし、ちょくちょく行っていると同じ顔がいたりして、顔見知りのママも増え、「近所なのに顔も見たこと無い」というようなママやその子供たちとも新たに知り合いになれた。

その結果、なんとなく足が遠かった育児イベントにも行きやすくなってきて、ハルトの友だちも増えて、なんだかいい感じだ。

ママ友なんて別にいらないなぁ、と思っていたけど、やっぱり情報交換できる相手がいるほうが嬉しいし、それは子どものためでもあるのかも。