2週間ほど前から、急にハルトが2語文をしゃべるようになった。
単語を話せる様になったのもそんなに昔ではないのに、ある日突然、いきなり2語。
めでたい最初の2語は「ケーキ食べたい」だ。
たまたまケーキ屋の前の車内でケーキの話をしていて、「ケーキ」という単語に反応して「ケーキ!ケーキ!ケーキ!」と言い出したハルト。
そのうち「食べたい!食べたい!」と泣き出し、「ケーキ、ケーキ、食べたい、食べたい」と言って、最後には泣きながらめでたく
「ケーキ食べたい!」と言える様になった。
そのときはたまたまかな?と思っていたけど、数日のうちに、2つの単語をつなげるようになって、
「おくかわいー」(犬のおくさんかわいい、のこと)
「青いそら」
「黄色いブーブー」
「かーちゃんクツ」
「ハルト、ちゃー」(オシッコのこと)
「はちみつあけてー」
「とーちゃんこっちこっち」(こっち来て、の意味)
など、次々に言うようになった。
同時に単語のほうも一発で覚えられる様になったようで、今日はちょうど麦を刈っていたコンバインを指して「あれはコンバインだよ」
と教えたら「きいろいコンバイン!」と1回で言えるようになってびっくり。
自分たち大人は日本語を知っているので、「コンバイン」という言葉を文字の組み合わせで覚える。
パソコンのファイルで言えばテキストファイルのイメージだ。
でもハルトは「あいうえお」もなんも知らないので「コンバイン」を音で覚える。
同じようにファイルで言えばwaveファイルで覚える様なものだし、
別のたとえでいえば私達がスワヒリ語などなにも知らない言語でモノの名前を覚える様なものだ。
だから音が似ているもの、たとえば「ケーキ」と「コーヒー」がごっちゃになったり、「こんにちは」が「ちわー」になったり、
「マンゴー」が「まんもー」になったり、なぜか「くつした」が「ちたたたた」だったりと変なところもいっぱいあるけど、
でもそんなのを見ているのもとても愉快だ。
なるほどなー、人間はこうやって言葉を覚えていくんだなー、絶対音で覚える方が難しそうなものなのになー、なんて変な事に感心したり。
以前「2歳なのに2語を話さない」という指摘を受けて結構気になっていたのだけど、これでまあ一安心。
こんなふうに日々どんどん成長していく子どもの姿を見続けるのも育児の醍醐味であり、楽しみ。
ハルトよ、そうしてどんどん人間になっていけよ…そんなことを思ったとーちゃんでした。
ムムリク
赤ちゃんの能力のすごさは、近年いろいろ分かってきていますが、言葉を覚えていく時期というのも含めて驚きは大きいですよね。
最近のテレビ CM で、「パパひとりのかたたじゃないんですから~」みたいに幼稚園くらいの子がいうのがあるんですが、これも「からだ」といっているのだけれど、まだ口がうまく回らないというか発音できないからなのだろうなと却って微笑ましく見ています。
機能回復のリハビリと同じように、どんどん話すことでうまく発音できるようになっていくのでしょうね。
いが
ムムリクさん
こんばんはー。
たしかに言葉についてはその習得スピードには驚かされます。
1ヶ月くらい前と比べても全然違いますからねえ。
やっぱりいろいろと言葉をかけて日本語を教えていきたいですね。
でもそれには自分が正しい日本語を話さないといけないので、それが最も難しかったりします(笑)