赤ちゃんにやさしい病院(妊娠39週6日)

我が家の第2子くん、間違いなく7月中に産まれると確信していたのに、とうとう8月になってしまった。
ここ数日は夜になるとお腹と腰が痛くなり、もしかして…?と思うと朝になっている…というパターンが続く。
診察のときにその旨言うと「それは予行練習みたいなもんだねー」とのこと。
ハルトの時は予行練習もなにもなくいきなり破水から始まり、陣痛促進剤も使わずにすんなり生まれてきたのに、 第2子くんはなかなか生まれない。

そんなわけで明日8月3日は「予定日」。
だけど予定日といっても「出産が予定されている日」ではなく、「このへんに生まれるんじゃないかなー?」という感じで、 一応出産の確率が最も高い日ということにはなっているものの、その日を過ぎたらどう、ということもない。
いったいいつになったら生まれるのやら?


さて、今回出産を予定している病院は「赤ちゃんにやさしい病院」として、ユニセフと世界保健機関(WHO)が定めた 「母乳育児を成功させるための10カ条」というのを実践し認定を受けた…というのが大きな特徴だ。

簡単に言うと「絶対に母乳育児をする病院」で、日本では30数カ所しかない病院のひとつだという。

なので、病院における母乳に対する取り組みはなかなか徹底している。

母子同室は当然で、ミルクのたぐいは一切あげない。
生まれたらすぐに母乳を与える。
赤ちゃんが欲しがるときに、欲しがるままの授乳…などなど。

ハルトのときの病院は、母乳は時間を決めて「授乳室」のようなところであげる、と決まっていて、 精密な体重計で授乳の前後の新生児の体重を量り、母乳が足りていない…ということになればその都度ミルクを足す、 というようなことをやっていた。
栄養指導と称したミルクメーカーの人による指導?もあったし、おみやげにミルクもくれるし、なんとなく全体的にミルクに頼る部分が多い、 という印象だった。

今回の病院は「人間はほ乳類だから絶対に母乳はでる。母乳で育てるべし」という信念に基づいているので、 ミルクなんてものは最初から最後まで一切登場しないし、授乳は自分のベッドでだし、当然ミルクメーカーの人間もいない(はず)

一方で、ハルトのときは夜自分が眠りたいときは赤ちゃんを新生児室に預けてミルクをあげてもらい、自分は思う存分寝られたけど、 今回の病院は原則母子同室で、頻繁に起きる新生児の相手を出産直後から昼夜問わずずーっとやらなければならない…など、 ある意味それはスパルタ式とも言える。

なんにしろ、第2子くんも完全母乳で育てることになる。
ハルトの時は「母乳で育てられるだろうか?」と不安に感じたり、母乳不足感に悩まされたりもしたけれど、 でも結局は一度もミルクを買う事はなく、完全母乳で育てることができたので、第2子くんもきっと大丈夫だし、 ハルトのときのような不安はない。

あとは早く無事に産まれるといいのだけど。