美瑛の風

芝生を張った庭を見ていたらラベンダーを植えたくなって、ラベンダーといえば富良野だよね…ということで、 週末は富良野にドライブにでかけた。

我が家から富良野までは2時間くらい。
毎度おなじみファーム富田で無事にラベンダーの木を何本か購入して、富良野美瑛近辺をドライブ。

この日は天気が素晴らしく良くて、大雪山連峰を眺めながらのドライブはとても気持ちが良い。
パン屋さんを何軒かめぐったり、ソフトクリームを食べたり、ジャム工房をのぞいたり、あちこちうろうろ。


美瑛の丘の風景、「小麦畑」というパン屋さんの近くにて。
道路から横を見ただけで、こんな風景が広がっている。

吹き抜ける風がとても心地よくて、ついついのんびり。

美瑛といえば、いまから10年以上前にひとりでこの地に来たとき、忘れられない景色があって、今回はその場所を探す事にした。
カーナビや地図を見たり、当時のあいまいな記憶をたどって、あちこちウロウロしてようやく発見。

その場所は美瑛町の五陵という場所にある、とあるダートの道。
思い出の風景は、これでした。


大自然が作った地形と、人間が作った風景がこんなにも融合している場所は他にない。
十勝の風景も好きだけど、やはりこのあたりも素晴らしい風景。


高台になっているところで、クルマを停める。
エンジンを切ると、風が麦をゆらす音だけが聞こえてきて、おもわず深呼吸。
きもちいいなぁ。とても日本とは思えない…。


ハルトの手を引いて、あたりを散策。

美瑛といっても外れのほうで、もちろんマップにも載っていないので観光客も誰もいない。

ほんと北海道はいいところだー、なんて改めて感激してしまう。


夕暮れの深山峠にて。
ちょうどルピナスの花が満開で、夕日を浴びて咲き誇っていました。