芝生の庭づくり

我が家には庭がある。
いや、あるはずなのだけど、雑草が伸び放題で、庭があるとは言えない状態だ。

土地の広さがけっこうあって、一部は花壇にしたり、木を植えたりもしているけれど、全体としてはなにもやっていない「荒れ地」状態。

これをなんとかしなきゃ…という気持ちはずっとあったのだけど、去年まではいろいろと忙しく、 なるべく庭は見ないふりをして過ごしていて、どうしても草が伸びすぎてしまったときだけ草刈り機で刈っていた。

でも今年はちょっと時間がある。外で遊びたいざかりのハルトもいる。

せっかく土地はあるんだから、これが子どもたちが遊べる庭になったらいいよなー。
裸足で歩ける庭があったら子ども達は喜ぶだろうなあ。

…というわけで、一念発起して?、庭の開拓に着手することに決め、ここ2週間ほどは庭の作業を集中的にやっていた。


↑施工前の庭…恥ずかしいので小さい写真で(笑)

パソコンを使うこと全般や、本を読む、字を書く…なんてことはハルトの相手をしながらはまったくできないけれど、 庭の作業はハルトの相手をしながらでもできなくはない、ということもわかった。

まず手始めは、家のすぐ前の13坪ほど。
ここを芝生の庭にしてみよう。

最初にする事は、草取り。
刈る、ではダメで、根っこからスボっと抜く。
しかしながらタンポポやスギナは本当に根が深くて大変。これでまる2日。

続いて土を耕す。
うちの庭は住宅地によくありがちな水はけの悪い粘土質の土で、しかも大小の石がゴロゴロ。
草取りで取り残した根を取りつつ、石を除去。
石といっても大きいモノは大人の頭くらいあって、しかも量が半端ではなく、一輪車がすぐ一杯。地道に土をふるいにかけて、 汗だくになりながらの作業だ。
これが最も大変でまる3日。

次は土壌改良。
粘土質の土では水はけが悪くてどうしようもないので、砂を入れることにした。
ホームセンターで砂を袋で買って入れていたけど、どうみてももっと大量の砂が必要で、結局砂利屋さんからトラック単位で購入することに。
約3トンの砂を買って、庭に投入。
もちろん堆肥や肥料、ph調整のために石灰なども入れてまぜまぜ。これも2日がかり。
残った砂山はハルトの絶好の砂場だ。

ここまでできたらあともう少し。
あとは地面をたいらに整地して、芝生が届くのを待つ。

そして最終日。
大量のロール芝が届き、端から順に貼っていく。
貼る、といっても実際は置いていくだけで、花壇の形にカットしたり…なんて作業もあるけど、 いままでの作業に比べるとたいして大変な作業ではない。

…というわけで、完成!!


やったー。
こんなに土をいじったのは初めてでかなり疲れたけれど、でもいい汗をかいて案外と気持ちよくて、楽しい作業。
素人工事で初めての作業だったけど、できばえにはとても満足!

まだ施工してすぐなので裸足で歩くこともできるし、なんだか緑のリビングが突然出現したみたいで、とても嬉しい。

芝生は芝刈りやら雑草取りなどの管理作業も必要だけど、でも下手でもやっぱり自分で作った庭は愛着いっぱい。
ハルトも弟も遊べるし、今日のような暑い日は子どもプールを出してもいいし、焼肉とかやっても楽しそう。
まだ敷地内には未開拓地がいっぱいあるので、ここがうまく根付いたら他の部分にも着手してみようかな。

…そんな楽しみがいっぱいの庭づくりだ。