アスパラの味2007

ハルトの誕生日の頃、毎年欠かさず楽しみにしている農産物がある。
それはもちろんアスパラガス。

昨年一昨年も記事にしたけれど、 北海道のとれたてアスパラはこの世のモノとは思えないくらいおいしい。

アスパラは収穫した当日が最高潮においしくて、翌日だとまあおいしくて、翌々日以降はまあそこそこ。
当日でも収穫からの時間が経っていないほどみずみずしくて香りも良く、やわらかい。

だから本州系大型スーパーで買うアスパラよりも、地元系スーパーで買うアスパラのほうがおいしい。
さらにそれよりも、ファーマーズマーケットで買うアスパラ、 それもなるべく朝早く買ったものを午前中、できればランチに食べるのがいちばんおいしい。

でも、誰がなんと言っても、やっぱり自分で今収穫したものをすぐ食べるのが最高だ。
とれたてのアスパラのかおり、みずみずしさ、やわらかさ。
ゆですぎに注意して、シンプルにゆであげたときのあの味といったら、まさに北海道の春の味覚。

ネット通販で航空便でクール便がどうのこうの言っても、やっぱりこんな最高のアスパラは産地ならでは、だ。

…と前置きが長くなったけど、今年もすずきっちんの鈴木さんに「アスパラ採りに来ない?」と誘っていただいた。
もちろん!と返事をして、「売るには少なすぎるけど、自分ちで食べ切るには多すぎる」という畑に、ハルトと一緒に採りに行った。


鈴木さんとアメリカから一時帰国中のみなみちゃんと一緒に歩く。

土の感触を楽しみながら歩いて、ちょうど良さそうなアスパラをポキッ。
とてもみずみずしくてハサミなんかなくても、手がポキンと折れる。
折ると水が飛ぶくらい新鮮でみずみずしい茎はおいしいアスパラの証拠だ。


あいにくの天気だけど、カゴにいっぱいのアスパラ。
どっさりといただいてしまいました。

…さっそくサッとゆでていただきました。

収穫から口にはいるまでは2時間ほど、そのおいしかったこと!
大地の恵み、太陽の恵みをいっぱい浴びて育ったアスパラは太陽の味。


新鮮なアスパラ特有のいい香りが口いっぱいに広がって、ほんのり甘みがあって、やわらかいのに心地よい歯ごたえ。

ハルトもおいしい野菜は知っていて、輸入物は食べないけど、旬のアスパラは大好き。

ごちそうさまでした!