育児の集まり

自分の住む地域には、育児サークルや育児を支援する集まり、のようなものがたくさんある。

そのひとつに「育児についてお茶を飲みつつ話しましょう」みたいな週1回の茶話会をやっている団体がある。

今までも興味はあったのだけれど、やっぱり参加者は女性ばっかだろうしなー、
でも同年代の子どもやその親と会う機会もあったほうがいいだろうなー、などいろいろ思いつつも一度も参加しないで過ごしてきた。

正直言って知らない人と話すのは得意なほうではないし、男で家事育児?専業主夫??などと好奇の目で見られるくらいなら、
行かない方が気持ち的に楽だ、というのが正直な気持ちだ。



ところが先日、数少ないママ友のひとりが「茶話会一緒にどうですか?」と声をかけてくれて、意を決して(?)
ハルトとふたりで行ってみることにした。

行ってみると参加者は全員小さい子連れ10数組といったところ。

予想通り男性の参加者は自分ひとり。

広い和室に丸く座って、子どもをあやしながら一人ずつ自己紹介の時間から始まった。

最初は結構緊張していたのだけど、その誘ってくれた友人もいるし、司会の方のリードもなかなかうまいし、
そのほかにもいつかどこかで顔を合わせたことのあるママさんもいるので、だんだんと平気になってきた。

さらにその誘ってくれた方が「私の友人です」とエピソードを交えて上手に紹介してくれて、みなさんの警戒心も一気に解けて?
うまく溶け込むことができた気がする。

たまたまその日、無理に早起きさせた影響でハルトの機嫌がずっと悪く、
その相手をするのに精一杯で誰ともちゃんと話はできなかったのだけど、でもなんとなく雰囲気はわかったし、「男性来るな」
的雰囲気でないことも充分わかった。ある程度はみなさんに顔も覚えてもらえたと思うので、それだけでも行った価値はあったかも。

終わってみれば、他の子どもの様子、2語文話せないなんてそんなもんよー、などの子ども話や、地元ならではのお店情報など、
少しだけど他のママたちの話も聞けて良かった。

この手の集まりって、ママばかりで気後れしてしまう、とはいつもいつも感じているけれど、こう感じるのは自分の問題だ、
ということもやっぱりわかったし、もう少し積極的に顔を出してもいいかもな…と思った1時間半。

また顔を出してみることにしよう。

ちなみにこの団体の本業は育児支援、そのなかでも子どもを預けたい人と預かりたい人を結ぶことだ。

子どもを預けたい人が、預かりたい人に1時間500円とか600円とかで依頼する仕組みがあって、そのコーディネートが本業だったりする。

茶話会のあとに、その本業についても詳しい話を聞かせてもらえた。

年間500円の登録料を払って事前に会員になること、1時間500円、1日だと3000円、などと費用が決まっていること。
自分の住む農村地帯には「預かりたい人」はいないけど、町まで来ればいること。

利用した人の話を聞いてみると、預かってもらうのも結構いいよ、ということだし、基本的にはボランティアベースなので費用も安い。

我が家も興味がありつつも、それを利用するほどの用事は無く、なんとか夫婦だけでやってきたけど、二人目の出産や、
自分や妻が病気をしたときなどは利用を検討する価値があるかも。