クリスマスの贈りもの

今日、ハルトを連れて地元病院の産婦人科に行った。

目的は2つあって、ひとつは先週友人がこの病院で子どもを生んだので、赤ちゃん共々会いに行くこと。
生後4日めの小さな女の子の赤ちゃんは弱々しくて、でもとてもかわいくて、しっかり生きていて、 昨年はハルトもあんなだったなんてウソのよう。

そしてもうひとつの目的は、妻の検診。

「順調ですね。おめでとうございます」とお医者さんが言う。

そう、実は私たちにもハルトに続いて「ふたりめ」がやってきたのでした!

ちょうど寝に入るハルトのお守りをしていて自分はエコーは見られなかったのだけれど、 ちゃんと心臓がピコピコと動いているのが見えたそうだ。
前回検査薬が陽性になって来たときは、まだなにも見えなくて、正常妊娠かどうかもわからず、また心拍も確認できなかったけれど、 今回は正常妊娠であることもわかり、心拍も確認できた。

予定日は来年のお盆の頃。
現在まだ7週か8週くらいで、身体の大きさは11ミリほど。

無事に育ってちゃんと生まれてくるといいなー。

軽くてぽわぽわの赤ちゃん。
今日見た赤ちゃんみたいな、去年のハルトみたいな、あんな赤ちゃんがまた我が家にやってくる。

私たちには結婚して7年に及ぶ不妊の期間があった。
何軒かの病院に行き、なんだかいろいろあって最終的には不妊専門医を訪ねて数年、ハルトを妊娠、出産。

親も親戚もいない十勝での出産、初めてのことばかりで不安だったり、わからないことばかりで右往左往したけれど、 でもなんとか夫婦の力をあわせてやってきた。

思わぬ育休やその後のゴタゴタなどいろいろあったけれど、今はとても良い感じで夫婦で力をあわせて子育てを楽しんでいるし、 また私たち自身が育てられていると素直に感じる。

子育てはたしかに大変なことや辛いこともあるけれど、でもやっぱり赤ちゃんを抱いて、 育てていくのは他のことには代え難い今しかできない体験であり、楽しくて、そして幸せなことだ。

もちろん大きな責任も、苦労も、我慢しなければならないこともいっぱいあるけれど、 でもそれ以上に子どもから多くの幸せな時間をもらって、私たちは子どもを持って本当に良かったと思っているし、 だからこそもっと家族が欲しい。次の子どもも早めに欲しいなぁ…そんなふうに思っていた。

だから無事に二人目が出来て本当に嬉しい。

今の我が家はなんだか不思議な幸福感に満ちていて、空気の温度まで少しあがったみたい。


ハルトのときは不安半分楽しみ半分だったけど、今回は不安ほとんど無しで楽しみいっぱい。
今は自分は主夫だけど、この状態で妻が妊娠出産しても経済的にも今のところは大丈夫そうだし、 なによりもふたりの子育てや暮らしの様々な分担、気持ち的なものがとてもうまくいっていて、新しい命を迎える準備は万端だ。

名前どうしようかなあ?(まだ早いって)
男かな?女かな?(それもまだだって)
ハルトとは2歳差になるけど、兄弟の面倒はちゃんとみるかな?
兄弟で走り回ったり、ケンカしたり、一緒に大きくなっていくといいなー。

我ら夫婦がちゃんと育てるから安心して育って出ておいで。

次回来るときまでに母子手帳をもらっておくように指示されて、今日の検診はおしまい。
妻は妊娠初期。いろいろと気をつけないとね。


よくわからないけど今日のエコー写真

今日はクリスマス。
私たち夫婦にやってきた贈り物。それがこの小さな命。