温泉とオムツ

糠平温泉が好き。
我が家から1時間と少しで、それほど近くはないのだけれど、ちょっと鄙びた雰囲気と温泉の質が好きで、夏のハイシーズンと冬のスキーシーズン以外の季節、わりと足を運ぶことが多い。

先日もまたいつもの温泉宿に行き、日帰り入浴。
温泉に来ると、いつも赤ん坊をどうするのか迷うけれど、やっぱりおむつをしている子どもを共同風呂に入れるのは抵抗があり、赤ん坊は温泉に入れないことが多い。

今回もまた夫婦別々に風呂に入ることにして、ロビーで待っていたところ宿の親父さん(すでに顔見知り)がやってきた。

「なんでこんなとこにいるのさ?赤ちゃんと一緒に入ればいいのに…」
「いや、オムツ取れていない赤ん坊はどうかと思って…」
「最近の人はへんなこと気にするんだな…。まあいいけど…」
と赤ん坊が温泉に入れないことがとても残念そう。

オムツが取れていない、ということは、排泄のコントールが自分でできない=温泉のなかで「やっちゃう可能性かある」ということ。万が一にでも物体がポッカリ浮いてきたら大迷惑だ。

子連れで共同風呂来るな!というネット上の文章もよく見る。
だから基本的には入れない方が良いのでは?と思っている。

とはいえ、考えすぎでは?という気持ちもやっぱりある。
昔は銭湯で赤ん坊洗っていただろうし…。
実際は風呂中の事故?なんて、自宅も宿泊先でも1度も無い。

いままでいつも迷っていたけれど、今回は宿主さん自身に「入れば?」と言われて、なんとなく考えすぎなような気になった。

でもやっぱりマナー違反な気もするし、なかなか赤ん坊を連れて行っていいところと悪いところの境界線は難しい。