はじめての歩み

ここ数日、ちょこちょこと歩き出しそうな気配を見せていたハルト。
立った状態から片足だけ横に数センチ動かしたりしていて、いよいよ歩くのも目前。
おそるおそる足を出しては、尻餅をついたり。

と、今日朝見ていたら、ヨボヨボと1歩、たしかに踏み出した。

歩いた距離は5センチくらい。まるで何かを試すような真剣な表情。
おそるおそる、そしてゆっくりだけど、人間としてのはじめての歩み。

おおっ!ハルトおめでとう!

そんなわけで夫婦揃って喜んでいたら、そのふたりの気持ちがハルトに通じたのか、午前中から自主練習。
立って座って、歩こうとして、尻餅付いて。

「歩いて前に行こう」という気持ちがあると、歩くのもどんどん上達するらしく、みるみる歩くのが上手になっていく。
1歩2歩3歩…。午後からもまた自主練習。
飽きずによくやるなぁ。

そして夜。
今日一日で足運びもだいぶ上達し、身体のバランスをとるのも上手になり、なんと部屋の端からもう一方の端まで、5メートルくらい歩いていけるようになった。
時間がかかって亀のような歩みだけれど、2本足で歩く姿はまさに人間の姿。

これから未知の一生を歩いていくその始めの1歩、なんて考えていたらなんかちょっと感動してしまった。

今朝まではハイハイ専門だったのに、いま目の前でコチョコチョ歩いている姿が信じられない。
子どもの成長って本当に早いなあ。

今日はハルトが初めて自分の足で歩いた記念日。
さあ、この調子でどんどん成長しろよ~。