オーナーズクラブ設立の理由

私たちの自宅「四つ葉屋根の家」を建てたのは、幕別町にある小さな工務店。

彼の設計する木の家の空間デザインや、地産地消のコンセプト、住まいと生活はこうあるべき…という価値観のようなものがとても好きで、彼の設計した家を建てて住んでとても満足しているし、依頼して本当によかった…と思っている。言ってみれば彼のファンでもある。

また彼ら一家とはとても親しくしていて、一緒に旅行に行ったこともあるし、「新しい家出来たんだけど見に来ない?」と電話がかかってきて、家を見に行くことも多い。
だからここ数年の間に建った、彼の設計した住宅はほとんど見て知っているし、どの家もとても好きだ。

そうして新しい家を見に行くと、いつも顔を合わせるご夫婦なんかもいて、同じような家を好む人たちとは、家への価値観も近いはず…とはずっと考えていた。

そこで、そんな人たちで集まって「家ばなし」をしたり、新しい家をみんなで見に行って、「あーでもない、こーでもない」と言い合ったら楽しいのでは!?

ということで、工務店社長氏とも相談して、かねてからあたためていた「オーナーズクラブ」を設立することになった。
日曜日はその記念すべき1回目の会合。

自分が発起人になってなにか集まりを主催する…なんてことはほとんどなく、どうなることかと思ったけれど、20数人の「オーナー」たちが集まってくれて、和気あいあいと焼肉することができた。

世代も住んでいるところも職業もバラバラだけれど、基本的にはみんな自分の家や、同じような木の家が好きな人たちばかりで、話は大いに盛り上がった。

「四つ葉屋根の家」を見て、建築を決めた…なんて話も聞けたし、みんなで最近建った家に押しかけて、家中見せてもらったりと、とても楽しい時間だった。
いままで家は知っていたけれど、ああ、あの家はこんな人たちがこんなふうに住んでいるんだなー、アレはこういう理由だったのか…なんてこともいっぱい。

工務店社長氏も自分のファンばかり集まって、みんなに囲まれてとても嬉しそうだったのが印象的。

家を建ててからもう3年も経つというのに、やっぱり家つながりでこんなふうに人が集まったりするのも、なんかいいなーと思った、そんな会合。やっぱり家には思い入れがいっぱいあるほうが楽しい。
House000

#いま書店で売っている「田舎暮らしの本」という雑誌に、私たちと「四つ葉屋根の家」話が4ページほど載っています。
このブログの内容に比べて新事実?が書かれているわけではないし、写真はこちらから提供したものなので見たことあるモノばかりだと思うのですが、どういうわけか顔写真がいっぱい掲載されていたり、名前が載っていたりするので、興味ある方は立ち読みしてみてください。