息抜きタイム

先週は確定申告関係の作業が多かったり、住宅の取材対応で家の掃除を本格的にやったり、その前の週に実家に帰省していた関係で、なんだか妙に忙しかった。

土曜日の午後。
今夜はなににしよう?まだ散らかったままの台所を片づけて、それから食事を作って離乳食も作って食べさせて風呂入れて…。
あー、なんかたまには家事サボりたい…。
この散らかった台所はそのままにして、どこか遠くに行きたいなぁ…。

妻にそんな話をすると、じゃあ札幌にでも行こうか?ということになり、土曜日の夕方に急に札幌行きが決定。和室のある安いホテルを予約したら、早速荷物をまとめて、いざ!峠を越えて200キロ離れた札幌へ。

雪も降っているというのに、札幌までおよそ4時間弱のドライブはとても楽しくて、自分の顔つきが朝とは違っているのが鏡を見なくてもわかる気がする。

ホテルに着いたら早速支度をしてタクシーを捕まえて、某ビール園へ。
なんかこういうところに来たのは久しぶり。
にぎやかな店内で、食べ放題のジンギスカンを文字通り「これでもかっ」と食べて、できたてのビールを味わう。いやー、うまいわー。

赤ちゃんには瓶詰めの離乳食も持ってきたけれど、せっかくだからジンギスカン食べてみない?
(…ちょっと酔っぱらい気味)

味無しの生ジンギスカンがメインなので、焼いて小さくして食べさせてみたら、これがなかなか好みの様子。
ご飯と一緒にバクバクとよく食べる。かぼちゃやピーマンなんかもおいしそう。

赤ちゃんにしてみれば、いきなり車に長時間乗せられて、訳わからないにぎやかなところに連れてこられてびっくりしたかもしれないけれど、でも機嫌良くして楽しそうだ。


赤ちゃん連れで夜8時すぎにビアホールに行くなんて不良な親かも…とちょっと思う。

そういえば、0歳児の育児って、○○○しなければいけない、△△△をしてはいけない…ということだらけだ。
離乳食はちゃんと作らないといけない、お風呂にはきちんと時間を決めて入れないといけない、夜は早く寝かせないといけない…。

そのなかには確かにその通りのものもあるけれど、でもなかには自分で知らないうちに作っている「マイルール」もあって、ある意味縛られているのかもしれない。

たとえば風呂なんか、別に毎日20時半にきっかり入れなくても、たまには2時間くらい遅くに、ぼろホテルの狭いユニットバスでもいいはず。

家に籠もってモンモンとしているとその気持ちは赤ちゃんに伝わるし、たまにはこういうのもいいよなー。
妻だってニコニコ楽しそうだし。
…なんて酔っぱらった頭で考えていた。

ほろ酔い加減で部屋に戻ると、赤ちゃんを寝かしつけて、大人はスイーツタイム。
都会に旅行すると、これが楽しみなのさ。

1杯ずつのドリップコーヒーを入れて、普段は手に入らない札幌のケーキをバクバク。
いやはや、小さな幸せとは、まさにこのこと。古くて狭いホテルの一室だけどね。
妻よ、今日はまだ少し仕事があったのに、それを置いて今日は一緒に付き合ってくれてどうもありがとう。

不良な親かどうかはともかく、翌日の街歩きも含めてとてもストレス解消になった。

なんだか今週は家族全員気分爽快、とても機嫌がいい。

どうしても子ども中心になってしまいがちな日々、たまには軸をちょっとずらして、こんな時間を持つことも必要かもなー、なんて思ったそんなプチ旅行でした。

jin
↑ジンギスカン。やっぱ北海道はこれっしょ。