今日は外がちょっと騒々しい。
バラバラと耳慣れないエンジン音。
外にでてみると、見慣れないヘリコプターが空を舞っている。
ヘリからは見慣れぬ物体がぶら下がっていて、そこから黒い粉のようなものを畑に落としている。
これ、なにをしているかというと、畑に融雪剤をまく作業。
融雪剤とは黒い色をしていて、これをまいておくと太陽の熱を吸収して雪が解けるのが早まり、早く農作業に入れる…というものだそうだ。
融雪剤はスノーモービルのようなものでまいていたり、手でまいている様子なども見たことがあるけれど、大地が広大なこのあたりでは、なんとヘリコプターを使って融雪剤をまいていることもあって、今日はたまたまその日だったようだ。
この融雪剤の黒い色を見ると、あぁもうすぐ春だなー、と思う。
北国の春はダイナミックだ。あらゆる植物が一斉に目を覚まし、春の花が一斉に咲き出す、そんな大地の目覚めの季節までもう少し。
すぐそこまで来ている春の気配を感じるもののひとつ。
それがこのヘリコプターの音。
↑少し高いところに行ってみたら、ヘリを操縦している人と目が合いました。
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