赤ちゃん連れ飛行機のノウハウ

生後5ヶ月で初めて飛行機で帰省してから、数えてみると先日の沖縄行きでハルトの飛行機の搭乗回数は10回。また育休中に帰省しようと思っているし、このところ飛行機に乗る機会は多い。

赤ちゃん連れで飛行機なんて平気なの!?とびっくりされることも多いし、実際最初は私たちもとても心配していたけれど、慣れてしまうとまったくもって問題ない。

電車やバスなどに比べると、客室乗務員がとても気にしてくれるし、後ろのトイレのところなど「逃げ場」も少しはあるので、電車やバスなんかよりもむしろ使いやすい感じだ。

耳が痛くなって泣く…という話もあって、実際に泣いている赤ちゃんを見たこともあるけれど、これについても離着陸のとき20分程度(ベルト着用サイン点灯中…が目安)おっぱいを含ませていれば大丈夫。おしゃぶりやほ乳瓶でもいいみたい。

その他、いろいろとポイントを挙げてみると以下のような感じ。

・国内線は赤ちゃんは無料だけど、予約は必要。

・チェックインは自動チェックイン機ではなく、カウンターに行くべし。
「赤ちゃん連れなので、窓側の2人がけの席が希望なのですが。3人がけしかなければ隣はなるべく空席になるようにしてください。」などと希望を言うと、そのとおりにしてくれることが多い。個人で航空券を買った場合も、ツアーの場合も希望は言える。
そうでなくても赤ん坊のいる席を中心に不自然に前後空席ゾーンになっていることもあったので、いろいろ配慮してくれているのかも。
また、JALのクラスJには幼児連れ優先エリアというのがある場合があるので、ここを使うとまわりにも赤ちゃんが来ることがあり、気分的にちょっとラク?

・赤ちゃん連れを一般人より先に載せてくれる「優先搭乗」はやっぱりラクなので、利用した方が良い。最初に乗って最後に降りよう。

・いまのところ離着陸の音や振動でびっくりして泣く…ということは一度もなかった。(…人によると思うけれど)

・空港には搭乗口まで使えるベビーカーがある。手荷物検査のところもそのまま通れる。行き先で不要なら自宅のベビーカーは持っていかなくても良いのでは?

・機内で貸してくれるまくらを肘掛けにおいて、抱っこするとちょっとラク。

・飛行機の中って案外暑い。赤ちゃんはかなり薄着でいいみたい。

・飛行機のトイレにはおむつ交換シートがある。そのままでも使えるけれど、おむつ交換する旨客室乗務員に声をかけると、ふとん代わりの毛布を貸してくれるので借りた方がいいかも。

・赤ちゃんは飛行機代はタダなのに、なぜかちょっとしたおもちゃがもらえる(笑)

・ほ乳瓶を渡して「お茶ください」などとお願いすると入れてもらえる。

・そもそも赤ちゃん連れってどの路線にもけっこういる。乗務員も慣れている様子。

先日の新千歳那覇線、行きが4時間弱という長距離路線だったけれど、特にグズることもなく、おとなしく抱っこされていてまったく問題なかった。

とは言っても万が一泣き出す可能性がゼロでもないのも事実。
そのときの心得としては、

・赤ちゃんは泣いて当然…ではなく、泣いている赤ちゃんはまわりにとってはこの上なく迷惑な存在であると自覚する。
・泣き出したら、それを止めるよう最大限の努力をすべし。
・空いているエリアに移動したり、最悪配給室やトイレにこもる…とかでも良いので、できるだけ迷惑にならないように。
・乗り降りの際には前後の人にあいさつをする。

乗り慣れているからか、泣いて泣いて困り果てる…ということは一度も無いけれど、しかし、もし泣いたら…ということで、そんなふうに考えていた。

なんにしろ、0歳児がいるから飛行機に乗れない!なんてことはない。

空港は授乳室や赤ちゃん室があることも多いし(羽田・千歳・那覇では確認済み)、赤ちゃんと一緒に空の旅を楽しみましょう~。

CRW_4983
↑ゴミ袋で遊ぶハルト。この袋は防水だし、なにかと役立つので1枚だけもらっておくといいかも。