育児休業と家族の時間

最後の打合せをして、荷物をすべて片づける。
「コンピュータの電源を切る」をクリックして、仕事がすべて終わった。

無事に明日から育休だ。

「取りたい」という意思表示をしてから、ずいぶん時間が経ってしまったけれど、なにしろ無事に取れてよかった。

なんだかんだ言っても、自分の会社の人たち、一緒に働いている人たち、取引先等、みなさんの理解と協力なくしては育休取得もできなかったので、彼らに対しては感謝の気持ちを持とう。

育休を通じてやりたいことや目標はいくつかあるけれど、なにしろ育休なので、終わったときに「自分が家事育児のメインだった」…と胸を張って言えるようにしたい。

それとこのブログにもちょっと関連するけれど、やっぱり家族の時間をたっぷり取れることは幸せなことだと信じているので、今後よりよい子育て社会を作っていくために、男性の育児休暇の取得について情報を発信していきたい…と思う。

検索してみると、男性の育児休暇の取得率は0.3%くらいとのこと。これは全男性従業員に対する割合なのかと思ったら、子どもが生まれた男性が母集団らしい。それでそんなに低いとは…。

子どもが大きくなったら、赤ちゃんと過ごした家族の時間を話して聞かせよう。
そして彼もまた子どもを持ったとき、積極的に育児をする人間になってほしい。

約半年弱の育児休暇。
子どもとももちろんだけど、実は妻と一緒に過ごす最も長いまとまった時間になる。
結婚してから「働いていない時間」というのはなかったので、こんなにも長い時間一緒にいられる…というのは初めての経験だ。

夫がSOHO、あるいは農家とか、けっこうまわりにそういう人もいるけれど、サラリーマンの自分にとってはそれがどんな感じなのかいまいちピンとこない。
でも私たちは一緒にいる時間を大切にしたい家族なので、夫婦関係にどんな変化があるか、それもとても楽しみだ。

明日は初日、まずはいつもより少し早起きをして朝ご飯の仕度をしよう。