氷の歩道

凍った道を歩くのが苦手だ。
どうも足がズルっと滑る感覚が不得意。

本格的な転倒は数えるほどしか経験がなく、特別臆病になっている…というわけではないと思うけれど、しかし凍った歩道を歩くのはとても苦手意識がある。

ネイティブ道産子たちは、ズルっと滑りつつも、上手に素早く、夏と同じような速度で歩道を歩いているけれど、自分はもう今回で6回目の冬になるというのに、どうしてもうまく歩けない。

もしかして靴のせい?と、折りたたみ式のスパイクのようなものがついている会社靴を買ってみたりもしたけれど、やっぱり道産子と同じようには歩けない…。

なんで道産子たちは、あんなふうに歩けるのかなあ?
自分の歩き方には、重心移動に問題があるのだろうか?

真の北海道人への道は長く険しい。