たまには都会

ふだん田舎に居ると、ときどき都会の空気が吸いたくなることもある。
人混みはとても苦手だけれど、でもたまには人のいるところに行きたくなるのはどうしてだろう。

そろそろ大型書店にも行きたいし、夜景が恋しいと思うこともある。
大型家電量販店もブラブラしてみたいなあ。

というわけで、先週の週末は札幌に行った。
自宅から札幌までは200キロ、3時間半ほどの道のり。
以前は冬以外は頻繁に札幌に行っていたので、気持ち的には「ちょっとそこまで」という感じだ。

特に予定も用事もないけど、木々の紅葉がきれいだから動物園にでも行ってみようか。

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↑動物園初体験のハルト。ぞうさん、わかるかな?

秋色深まる動物園を散歩して、はやめに駅近くのホテルにチェックイン。

まだ午後の明るい時間、レストラン街のなかにあるひとけのない居酒屋に行く。
この時間ならすいていて騒々しくないし、たばこの煙も気にならないし、そもそもお客さん自体がいないので、赤ちゃん連れにはいい感じ。
おいしいものをたらふく食って、ビールもたんまり飲んで、そして地下街、いわゆるデパ地下に行って普段食べないようなケーキだの和菓子だのをたんまり買い込み、それを片手に足取りも軽くホテルに帰る。

部屋に着いてもまだ20時前。
赤ちゃんをさっさと風呂に入れて寝かせたら、大人はケーキを広げてプチパーティだ。

コーヒーやお酒は紙コップだし、フォークはコンビニでゲットしたプラスチック製だけど、でもこうして夫婦ふたりで「うふふふ…」「コレはウマイ」とケーキやら総菜やらを食うのも、なんかイケナイコトをしているみたいでちょっと楽しい。
妻よ、はやく授乳が終わってまた一緒にアルコールを飲めるようになるのを楽しみにしているぞ。

そのままほろ酔い加減で寝てしまってもいいし、ベッドでさっき買った本を読んでもいいし、夜遅くまでやっている街にふたたび出て行くのも楽しい。
藻岩山にでも夜景でも見に行こうかと思ったけれど、酔っぱらいだからそれは無理か。

田舎の我が家で映画を見たり薪ストーブで遊ぶのも楽しいし、こうやってたまには外の空気を吸いに来るのもまた楽しい。ハルトよ、人間に生まれてよかったな。大人になると人生楽しいことばかり。

たまには都会も楽しい!?