新米届く

いつもこの時期になると、とれたての新米が届く。
送ってくれるのは大学時代に一緒の研究室にいた栃木の友人。

この米、彼の兼業農家である(今は定年で専業なのかも?)父親がこだわって作ったお米で、仮に友人の家で作られた、というのを抜きにしても非常においしい。
うちは水もおいしいので、このお米で炊いたご飯はまさに絶品だ。

今年もまた、そんなお米が他の農産物と一緒に届いた。
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いつもどうもありがとう!

太陽の光をいっぱい浴びて、父さんの愛情たっぷりに育った米、と思うとまたおいしさはひとしお。何年か前に彼の一家に会いに行ったときの顔や、のどかなまわりの風景を思い出しながら食べると、やっぱりこういう「生産者の顔の見える農産物」というのはいいなぁ、と心から思う。

我が家で食べるお米は「切らしてしまった」という時以外は、基本的に彼の家のお米を食べている。

だからハルトもこれからこのお米を食べて育つのだろうし、彼にとっての「ごはん」というのは、この栃木のご飯のことになるのだろう。

しかもこのお米は安全性にもとても気を遣って作っているそうだ。


いままであまり気にしたことはなかったけれど、子どもが生まれ、母乳で育てていたり、そろそろ離乳食…なんてことを考え出すと、日々食べているものの安全性が結構気になる。

明確な根拠はないけれど、輸入柑橘類とか中国産野菜など、やっぱり妊娠中や授乳中の母親や、成長中の子どもにはあまり食べさせたくないような気がする。

パン屋さんの話を聞くと輸入小麦なんてそうとう危ないみたいだし(といっても小麦製品だらけなので国産のみを食べるのは無理)、単に知らないだけで、「好ましくない食べ物」はけっこういろいろあるような感じだ。

とはいえ、あまり気にしだすときりがないので、少しは気にする、という程度に留めておくけれど…。

そんなわけで、安全な食べ物を考えると、こうしてお米を作って送ってくれるのはとてもうれしい。

今夜から我が家の食卓は新米だ。
楽しみ、楽しみ。