秋の訪れ

このところ急に朝晩冷え込むようになってきた。
今朝の気温は7度。
はじめて集中暖房である石油ストーブのスイッチを入れた。

この季節、会社の窓から秋晴れの空を見ていると、なんだか落ち着かない気分になる。
それは山の紅葉の様子がとても気になるから。

トムラウシの紅葉はどんな感じだろう…?日勝峠は?白銀温泉は?層雲峡は?オンネトーは?然別湖は?三国峠はどんな様子?そうだ、糠平温泉のまわりはどうだろう?中札内のダムのあたりは?岩内仙境は?うちの奥のダムのそのまた奥のあの場所は…??

山の多い北海道の紅葉は本当にきれいで、一面が赤や黄色に染まる景観は、言葉にならない美しさだ。

冬の美しさも好きだけれど、視界のすべてが赤や黄色の紅葉に染まるかのような、北国の秋も大好き。

「紅葉の名所」というところ以外の木々も美しさは一緒だ。
国道沿いの林、何気ない河原、誰も通らないような細い砂利の林道を進んでいった先にも、人知れずこっそりと染まる木々がたくさんあって、ただただため息がでるばかり。

これからの長い冬を思って、今年の締めくくりとして紅葉を見ると、あぁ今年もまた寒くなる季節なんだなあ…と思わずにはいられない。

別に紅葉なんて見なくてもなんてことないけれど、なんだろうな、自分が今年もちゃんと生きていた証として今年もたくさんの紅葉を見たい気持ちになるのはなぜだろう。

意外と雨が多かったり、暑くて動きにくい夏が終わり、紅葉を愛でて歩くには最適な季節。

今年は赤ちゃんもいるけれど、もう首も完全に座ったし、おんぶひもで背負って紅葉を見に行こう。

これからしばらくの週末がお天気だといいなぁ。

↓18日に紅葉の下見で訪れた三国峠からの眺め。見渡す限りの森林はほんの少し色づいて見えました。
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