赤ちゃんとドライブ

先日、実家のみんなと富良野に出かけた。
生後2ヶ月弱の赤ちゃんと「はじめてのプチ遠出」になるので、その様子をご紹介。

当然マイカーでの旅行になるわけだけど、首もすわらない赤ちゃんを車に乗せるのは要注意。
「揺さぶられっこ症候群」というのがあって、赤ちゃんを激しくゆすったり、車に長時間乗せたりしてはいけないようだ。
赤ちゃんは首が重く、脳や頭蓋骨?が未完成なので、とても衝撃や振動に弱いとのこと。

というわけで、
・当然、超安全運転でゆっくり、のんびり運転。
・路面がガタガタだったり、よく揺れるようなら引き返し。
・赤ちゃんの様子をよく見て、機嫌悪そうだったり、なにか問題ありそうだったらやっぱり引き返し。
・1時間おきくらいに休憩。
というルールを決めて、赤ちゃんは後ろ向きチャイルドシート、その他5人全員シートベルトを着けていざ出発!

我が家から富良野までは国道を120kmほど。
かっ飛ばせば1時間半くらいで到着するけど(なんですと?)休憩込みで3時間くらいかけての道のりだ。

赤ちゃんは車内ではグッスリ寝ていて、なんにも問題なさそう。
ときどき信号で止まると(数えるほどしかないけど)起きて目を開けたりしているけれど、まあほとんどは熟睡中。

途中2回の休憩を挟み、車内で授乳とオムツ交換。
車は後部座席が黒い窓ガラスなので、ちょうど中が見えなくて都合が良い。

7人乗り車といえども、6人も乗せて運転するのは初めての経験。
赤ん坊を囲んで、同じ空間でワイワイと、こうやって大勢でドライブするのもちょっと楽しいかも…。

そんなこんなで何事もなく富良野に到着。

最初の目的地「ファーム富田」は富良野に来るのは初めて…という実家の人たちには外せないポイント。
ちょうどラベンダーが見頃で、一面のラベンダー畑に歓声が上がる。
車の中もラベンダーの香りに包まれる。
ラベンダーのほかにもいろいろな花が咲いていて、言葉にならない景色だ。

しかし…人・人・人…。
さすがに三連休、観光バスやレンタカー、札幌ナンバーの車で溢れかえり、ちょっと北海道とは思えない混雑ぶり。
これはちょっと赤ちゃん連れにはキビシイ。
人混みも心配だし、ベビーカーも迷惑な存在だろう。

まあ私たちは何度も来ているし、いつでも来られる距離なので、ここの観光は断念。
ここは実家からの人たちだけ降りてもらって、私たち赤ちゃん組は近くのショッピングセンターでお買い物。

その後ふたたび合流して、こんどは近くの「彩香の里(さいかのさと)」へ。
ここもラベンダー園だけど、ファーム富田ほど混雑しないのと、ラベンダーを摘み取ることができるので、私たちのお薦めポイント。

一面のラベンダーはとてもきれいです。
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ここでは京都にラベンダーのおすそわけ。
箱を開けたときに香りが部屋に広がる様子を想像しながら…。

そうそう、自分の家にも忘れずに持って帰ろう。
生のラベンダーは、そのへんに置いておくとそのままドライラベンダーになって、しばらくは香りが楽しめる。

富良野やとなりの美瑛にはまだまだ見どころがてんこ盛りだけど、今回はこのへんで終了。
またそのうち来ましょう!ということで帰路についたのでした。

帰りも同じように休憩したり、のんびりと走って帰宅。

そんなわけで、生後2ヶ月の新生児とのミニ旅行は無事に終了したのでした。

赤ちゃんがいるなりに気は遣うけれど、でも「赤ちゃんがいるからなにもできない!どこにも行けない!」というわけではなさそう。そんなに神経質にならなくてもいいのかもね。