スローな高速

おじさん「こんにちは!どちらまで?」
いが「ええと…帯広までです」
お「んー、帯広でいいの?どのあたり行きたいの?」
い「帯広ではなくて幕別の札内なんですが…」
お「札内か。んー、どっちが近いかなぁ。
 無料区間を使う南からのルートだと250円。帯広だと450円。
 帯広のほうがちょっと近そうだけど200円高いよ。
 時間的には同じくらいだと思うけど、帯広のほうが距離は近いかな。どうする?」
い「んんー、じゃあ今日は帯広にします。」
お「ハイ、じゃ帯広まで450円。これおつりね。そこ入ったら釧路方面に行ってね」
い「はい、どーもー」


これ、なんだと思います?

実は近くの道東自動車道(れっきとした高速道路)のインターチェンジで、高速に入るときに料金所のおじさんと交わした会話。
高速に入るとき、どこまで乗るか申告が必要で、こんな感じの対話式料金所になっている。
もちろん前にもうしろにも車なんて見えないので、こんな調子でも全然問題なし。
ゲートはたったひとつ、当然ETC専用レーンなんてありませんよ。(ETCカード自体は手渡しで使えるみたいだけど)

この高速、高速を十数キロ走ってもほとんど対向車はいないし、以前は道路工事で片面交互通行になっていたこともある。
高速道路なのに工事用の信号があって、赤信号で止められるなんて凄すぎです。
片側1車線で制限速度も70キロ、片側3車線ですごい速さで流れている東名高速なんかと較べるとエライ違いだ…。

高速乗るだけでも、なんとなくスローな田舎暮らし。