暑い北国

今週は暑い日が続いている。
今日、サラリーマン職場にある温度計は34度を指していた。

…暑い。

帯広の23日13時の気温をアメダス履歴で見ると33度。
湿度は低いのかもしれないけれど、やっぱり暑いものは暑い。

一般的には北海道は涼しいイメージだけど、決まって6月の下旬にはこんな日もある。

よく「冬の東京は寒い」という話をする。
これは暖房がよく効いた北海道の冬はどこも温かいけれど、東京に行くと家の中や建物の中の暖房が十分ではなくて寒いよ…という話なのだが、その逆で北海道の夏は冷房が十分ではなく暑い。

職場にはエアコンがなく(北海道はたいていナシ…ということではなく、自分のいる場所だけが特別に古くてボロいだけ)、網戸もなく窓をすべて開け放っている。

こんな日は、職場のほかの人たちもパートの女性たちもだらしない格好でウチワをパタパタしていて、作業効率はとても悪そうだ。

自宅は妻の職場兼用なので高出力タイプのエアコンがついていて快適だけれど、十勝全体でいえば一般家庭への普及度はかなり低そう。
スーパーや公共施設などはたいてい冷房があるけれど、少し古めの旅館などに行くと、部屋に冷房がなくてゲゲっと思うことがたまにある。

とはいえ夕方になれば涼しくなるし、夜になっても窓を開けておくと寒いくらいなので、夜暑くて寝苦しい…ということが基本的にはないのが救いだけれど、しかし北海道=涼しいというのは、ある意味正しいけど、別の意味では間違っているのかも。

東京にいた頃は、たしかに外は溶けるような暑さだったけれど、職場は冷房が効いていて、またよく居場所にしていたサーバー室なんかは寒いほどの冷房が入っていて気持ちよかったなぁ。

とはいえ、駅から会社までの徒歩や駅から自宅までの暑さを考えると、やはりトータルな暑さは東京の圧勝だけど…。

冬はマイナス25度にもなるのに、夏はこの暑さ。
年間の温度差は60度!?

帯広ってそんな街だ。