先日、出産直後の様子を撮ってもらったら、これがけっこう楽しい…という話を書いたけれど、その後、気をよくして赤ちゃんの様子を時々撮っている。
ビデオなんて…と思っていたけれど、撮ってみるとこれがけっこう楽しい。
一眼レフで撮った写真のキレイさ、ぬくもり感といったらビデオなんかまったく相手じゃないけれど、しかし場の臨場感が伝わるビデオはそれはそれで楽しい。
『子どもが生まれるからカメラとビデオカメラどっち買ったらいい?』と聞かれたら、迷わず「両方!」と答えよう(笑)
ちなみにビデオカメラはDVDタイプとDV(テープ)タイプがあるけど、今買うなら断然DV。
カメラ本体もメディアも安いし、メディア入手性も高いし、また画質もDVのほうが良く、後でパソコン連携をするならなおさらDVDタイプを選ぶ理由はないと思う。
ビデオを楽しむポイントは、ただだらだらと撮るのでなく、撮影者や他の人がなにかしゃべったりするほうが後で見て楽しいのと、撮ったら撮りっぱなしにしないで、短く編集するのがいいみたい。
60分もだらだらと続くビデオを見つづけるのは自分ですら苦痛だけど、数分から10分くらいにまとまっていれば見るのも気軽。
ビデオ編集は当然パソコンを使う。
それには例えばソニーのパソコンとか、あるいは高価なソフトやパーツなんかが必要なのかなぁ?…と思って調べてみると、実はそうでもなくて、パソコンに取り込むためのボードさえあえばいい、と言うことがわかった。
というわけで買ったのはこの「IEEE1394ボード」というもの。
http://www.iodata.jp/prod/interface/ieee/2004/1394-pci3/index.htm
ビデオ編集ソフト付きで4千円くらいだったかな?(上記ページでは3100円に値下がりしている模様)
このボードをパソコンに付けて、添付ソフトをインストールしてやれば準備OK。
ビデオ編集は思いのほか簡単で、まずビデオカメラからパソコンに取り込み、画面上でビデオを切り貼りして、場面の切り替えをテキトーに指定して(しなくてもOK)、必要ならタイトルなんかを入れて、最後に適当な音楽をBGMとして入れる。
説明書なんか見なくても、マウスでチョイチョイ。誰でもすぐできそうな簡単さ。
できあがりは動画ファイルだ。
これをパソコン上でこのまま見て楽しむのも良し、DVDにするのも良し。
まぁできあがったものは、素人丸出しで「作品」だなんてお世辞にも言えないいいかげんなデキだけど、でもそれなりに楽しいから、これはこれでいいや。
自分のパソコンには、昔買ったDVD書き込みドライブが付いているので、動画ファイルをDVD作成ソフト(DVDドライブの付属品)に入れてやると、DVDのできあがり。プリンターでラベルを印刷すれば、なんだかそれらしいDVDが完成。
DVD1枚あたりのコストは100円程度、これなら気軽にポコポコ作ることが出来る。
大昔、高校の文化祭かなにかでちょっとしたビデオ作品を作ったことがあるけれど、そのときは専用の編集機や複数台のビデオデッキ、タイトラーと呼ばれる機器など、高価な機械がたくさん必要で、それはそれは大変だったけれど、いまは手持ちのパソコンだけでこんなことができるなんて、かなりびっくり。
ちなみにうちの場合は、完成したDVDは実家に送っている。(送りつけている?)
出産翌日に速報ビデオレターということで速達で送り、その後は思いついたときに時々。
実家に「DVDプレイヤーなんて持っていないよ」と言われたら、安いプレイヤーを一緒に送ってあげると喜ばれるかも。
(うちも片方の実家にはプレイヤーがなかったので、レンタルビデオショップで5千円くらいのを買って送った)
とはいえ、ビデオカメラで子どもを追うパパの姿ってちょっとマヌケだと自分でも思うし、ビデオなんかいいから本物をちゃんと目で見ろよ!ともやっぱり思うので、それほどハマっているわけではないのだけれど、しかしなんかこういうのもちょっと楽しい…という話でした。
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