草ぼうぼう

このところ毎日いい感じに晴れていて、抜けるような青空。
温度はそこそこ上がるものの、湿度が低いので気持ちいい。
北海道には鬱陶しい梅雨もなく、今頃は一年を通じて最も気持ちの良い時期。

今日は夏至。
陽も長く、夕日に染まる十勝の広い広い空を見ながら、家族の待つ家路をドライブするのもこの季節ならでは。

…ああ、北海道の初夏っていいなぁ。

この時期、植物はめざましい成長を見せる。
玄関脇に植えてある、とっておきのギボウシは朝と夜で大きさが違うほど成長している気がするし、デッキわきのカツラの木も、どんどん大きくなって葉を広げている。

庭に植えたいろいろな植物も、みんなみんなどんどん大きくなってとても嬉しい。


…だがしかし。
大きくなるのは植えた植物だけではなく、雑草も同様だ。
気が付くと、庭は草ぼうぼうでジャングルのよう。

庭は10年計画で造成中で、花壇や通路も部分的には完成しているけれど、残りの部分は荒れ地のようになっているのが現状。
場所によってはヒザ丈くらいまで雑草がはびこり、恥ずかしい話、とても人の住んでいる家の庭とは思えない。

実家のある鎌倉の古い住宅地なんかでは絶対ありえないけど、ここらへんでは土地に家だけをボン!と建てて、外構工事はほとんどナシ、エクステリアってなによ?状態の、木も草もなにも植えていない…なんて家がわりとあるので、こんなありさまでもなんとか許してもらえる感じ(ホントか?)

赤ちゃんの世話などが忙しくて…なんて苦しい言い訳をしても、窓の外を見るたびに雑草ジャングルが目に入ってゲンナリだ。


そんなわけで、雑草を処理しなきゃ。
本当はひとつひとつ手で抜くのが正しい処理方法だけど、20m四方の広さ、現実的にはとても無理。

というわけで、必殺、電気草刈り機の登場~!
長靴を履いていざ出陣!
エンジン草刈り機に比べるとパワーは弱いけれど、しかし手で刈ったりするのに比べれば早い早い。

ものの30分ほどで、おおかたの草は倒れました。ふぅ。

…とは言うものの、結局は根っこが残っているので、またすぐ生えてきちゃうんだよなぁ。
でもまぁ、とりあえず少しはマシになったからこれでいいことにしましょ。