田舎暮らしサラリーマンのお楽しみ

昨日今日と、役場から赤ちゃん保健婦さん?みたいな人が来たり、謎の営業マンが来たり、はたまた初めて自宅で沐浴したり、母乳とミルクをどう混合するかという話、寝不足と夫婦分担の話、SOHO妻とサラリーマン夫の組み合わせでの扶養と出産一時金について、犬と新生児の関係など、日々いろいろなことがあって書きたいことはいっぱいあるのだけれど、ずっと赤ちゃんネタが続いたので、たまには違うネタを(笑)


妻が再入院したときに乗ってきた車、これが帯広で借りている駐車場にずっと置きっぱなし。
これをどうやって自宅へ回送しようか?
自宅からバスかなにかで帯広まで行って、帰りに置きっぱなしの車に乗ってくればいいけど、あいにく自宅から駅までのバス路線はない。

そこで思いついた。
そうだ、通勤時に自転車で駅まで行ってみよう。

というわけで今日は駅までの15km程度を自転車に乗っていくことに。
ちょっと早起きして、朝7時ころ家を出発。
スピードメーターによると巡航速度は30km/h弱くらいで、朝の北海道の空気のなか、心地よいスピードがなかなか快適。まだ車も少なくて、自転車はびゅんびゅんと走る走る。気持ちいいー!
天気は曇りだけど、晴れていると暑くて大変なので、これくらいがいいのかも。

15kmといっても交差点も信号もなくほぼノンストップで走れるので、あっけなく30分ちょっとで芽室の駅に到着。なんだ、ずいぶん早く着いたなぁ。

芽室の駅の近くにはもうひとつのお楽しみがある。それは温泉だ。

鳳の舞(ほうのまい)という朝早くからやっているスーパー銭湯があって、360円で正真正銘の温泉に入れる。泉質は十勝川温泉と同じモール泉で、循環なしの「かけ流し」だそうだ。
ここの自分のお薦めは、+200円の入浴セット。
レンタルバスタオル、レンタルタオル、レンタルサウナマット、使い捨て歯ブラシと使い捨てひげそりのセットなんだけど、これで200円はずいぶん安くないですか?
手ぶらでOKだし、タオルを管理する手間もいらないのでラクチン。

朝だからか、入浴客も数人しかおらず、なんだか快適。
ここでひとっ風呂浴びて、スーツに着替え、休憩室でゴロゴロしたり新聞を読んだりしてのんびり。
…おっと、もうすぐJRの時間。そろそろ行かなくちゃ。

芽室から乗る帯広行きのローカルワンマン列車は、1車両に5人ほどしか乗っておらずガラガラ。時間的にちょっと遅いのでもう高校生もいない。
もちろんボックス席を独り占めして、窓を開けて北海道の初夏の風を浴びながら、ペットボトルのお茶なんか飲んで、新聞を広げたりして、ガタガタと揺られてのんびり。
あぁ人が少ないっていいことだなあ(笑)
20分ほどで帯広に到着。

で、会社の始業時刻にギリギリ間に合う…というわけです。
帰宅時には放置していた車に乗って帰り、芽室で自転車を車に積んでいけば万事OK。

平日朝からチャリに乗ったり、温泉入ったり、ガラガラのJRに揺られたりと、やっぱり首都圏にいた頃には考えられない。
横浜にいたころの京急の混雑を思い出し、みんなが通勤列車に押し込められている同じ頃、こっちは露天風呂で「はあ~」ですよ…なんて思ったり思わなかったり(笑)
別に田舎暮らしじゃないですよ、なんて言うけれど、やっぱりこんな楽しみができるのは田舎ならではかも?なんて思った今日この頃でした。