心境の変化

妻の様子は日に日に落ち着いてきて、とりあえずはホッと一息。

妻の退院後は、妻はおっぱいデリバリーと授乳と沐浴に、自分は温人のお見舞い?に毎日通っているけれど、この病院は全体的にとても感じが良くてとても安心。
働いている人たちが本当に子どもが好きで好きでたまらない…という感じが伝わってくるし、新生児室でも赤ちゃんひとりひとりにすごく愛情を持って接してくれるのがわかる。横柄な医者もひとりもいないし、みんなやさしくて、よく話をしてくれるし、よく話を聞いてくれる。

さて、温人が生まれてから、新生児室にいる他人の赤ちゃんをよく見るようになった。
自分の子はもちろんだけれど、他人の赤ちゃんもみんなそれぞれ個性があってカワイイ。

いや、別にいままで他の赤ちゃんがかわいいとは思えなかった…というわけではなくて、なんというかうまく表現できないけれど、かわいい、と思う気持ちの質が違う感じ。

妊娠期間中の気持ちとか、出産時の気持ち、そういうものがそういう変化を引き起こしたのかもしれないし、立ち会い出産したせいかもしれないけれど、自分の心の中に「カワイイ受容体」みたいなのが仮にあったとすると、その数と質が格段にアップした感じ。
それとも単に赤ちゃんと接する時間が以前より増えたからかな?

やっぱり赤ちゃんはかわいいし、乳児も子どももみんなかわいい。

そして、妊娠前はそれほど「自分の子ども」には執着はなくて、別に子どもがいなくてもいいかなぁ、別に大変な思いをして子ども育てなくたって、DINKS生活も楽しいよ…くらいに思っていたけれど、今はちょっと違うかも。

それは妻も一緒みたいで、仕事へのモチベーションは急降下、そして子どもの数も「ひとりでもいいかなぁ」なんて言っていたのも、いつの間にか2人か3人くらいいてもいいなぁ、次の出産時は上の子の世話はどうしよう?なんて話になっている。

妊娠・出産には不思議なことがいっぱいだけど、自分の心境の変化もそのひとつ。


baby0603
EOS10D EF35mmF1.4L
生後6日めの温人。
まだふっくらとはしていないけれど、でも顔つきが出産直後とはずいぶん違ってきたかな。