妻の退院

出産から1週間、妻は順調に回復して、昨日は退院の日。
会社を昼で終わりにして、退院の付き添いに行った。

赤ちゃんは…というと、やっぱり体重がまだ少なくて退院はできない…という話になってしまった。
小児科医によると、赤ちゃんを家に連れて帰るには2500グラムないとダメみたい。
やっぱり週数が早かったし(36週6日)、身体が小さいので、思うように体重が増えず、赤ちゃんの退院まではあと1~2週間くらいはかかりそう…という話。

妻はというと、出産直後の急激なホルモン変化に伴う、いわゆるマタニティブルーズ(産褥うつ)のせいなのかよくわからないけれど、今まで見たことがないくらい落ち込んでいる。
一緒に退院できない…という話を聞いて、しばらく泣いていたみたいだ。

たしかに出産から1週間、母親となって、大変といいつつ赤ちゃんとずっと幸せな過ごしてきたのに、ここにきて少しの期間とはいえ引き離されてしまうのは、母親としてはつらいものがあるのだろう。
母子同室、断続的な授乳で睡眠時間が全然取れず、睡眠不足で疲れているのだから、少し家でゆっくりできる時間ができたじゃん…という話をしても、全然ダメみたい。大丈夫かなあ?

元気とはとてもいえない妻。
なかなか難しいのかもしれないけれど、赤ちゃんは病院に任せておけば大丈夫だから、久々の我が家でしっかり寝てゆっくり休んで、はやく元気になって欲しいところ。


これからの動きとしては、今日からは母乳を自宅で絞って冷凍し、病院に毎日届ける…という感じ。
病院では授乳と、沐浴をしてあげるのが日課になるみたい。
といっても病院ではそれほど長い時間、一緒に赤ちゃんと過ごせるわけではないらしく、そのあたりも妻のさみしさを助長させているようだ。

…大丈夫、大丈夫。
いまは一時的に経過を見ているだけで、もう永遠に病院から帰ってこられないわけじゃないんだし、捨ててきたわけでもないのだから、あせらずのんぴりいきましょう。

さて、当の赤ちゃん本人はというと、これがとても元気。
寝太郎だった温人はかなり起きているようになってきて、目をパチリと開けて、なにやらあちこち見ていたり、泣いていたり。
身体は小さいのに泣き声だけは一丁前だ(笑)
ミルクも母乳もちゃんと飲んでいるし、排泄のほうも問題ない。
あとは体重が順調に増えるといいんだけど。