無実な無洗米

先日、たまたま我が家でいつも食べている栃木の友人作のお米が切れた。
仕方なくスーパーで小分け(1kg)のお米を購入したのだが、こういうときは無洗米を買うことが多い。

無洗米は忙しいときにはとても便利だ。
なにも考えずに米を入れて水入れて炊飯器のスイッチを押すだけ。兼業主夫の必須アイテムと言えよう。

が、この1kgパックの米を炊いてみると、なんだか変。
炊きあがりの米粒にツヤがまったくないし、なんかガサガサしている印象。(ぱさぱさではないのだけど)
食べてみると、食べられなくはないけれど、なんだか妙な風味がある。
はっきりいっておいしくない。

しかし初めて買うお米だったし、普段食べている栃木米がとてもおいしいということもあり、市販の無洗米なんてこんなもんなのか?と思って食べていた。
それにしても、このツヤのなさはなんなんだろう。「ツヤ消し米」という新作か?

マズイといいつつ、ようやく1kgが終わり、やれやれ…と袋をプラごみに入れようとしたところ、、、あっ!!


………気付いてしまいました。
なぜ、このご飯がおいしくなかったのかを。

実はこの米、無洗米じゃなくて普通のお米でした(笑)
普通の米を研がずに炊いたら、そりゃあマズイ。

家族の皆さん(妻だけだけど)、ここ1週間ほどマズイお米を食べさせてごめんなさい。
そして米農家の方。せっかくのお米、マズイ食べ方をしてごめんなさい。
お米は無実でした。

悪いのはちゃんと確認して買わず、また使用中もまったく気付かなかった、私のせいです。

忙しいからといって、ろくに表示も見ずにポンポン買い物するのは止めましょう。
忙しいからといって、無心で炊飯器に突っ込むのも止めましょう。

そして炊いたご飯がおいしくなかったら、原因追及は最後まで。

まあ家事にも失敗はつきもの。今後は気をつけましょう~。