自宅にもっとも近い「とかち帯広空港」
渋滞は絶対ないし、駐車場はタダで止め放題。
自宅からは30分もあれば着き、小さい飛行場なのでゲートから飛行機までも非常に近く、出発時間の1時間前に家を出れば充分間に合う…という気軽さ。
このとかち帯広空港からは先日乗った羽田空港行きが1日4便、名古屋行きが1便、関西行きが1便出ている。
もちろんいちばんよく利用するのはこの空港だけど、ちょっと不便な面もある。
まず関西便。
関西便は、なぜか伊丹空港ではなく、ほとんど和歌山の関西国際空港。
これがまた大阪からけっこう遠く、ダイヤも関西発が朝なので、十勝から関西方面に旅行に行くにはかなり使いにくい。
結局いつも最終日は空港内のホテルに泊まることになってしまい、事実上この日は移動のみとなってしまう。
しかも!なんと今年から季節運行、とりあえず4月5月は運休になってしまい、関西方面にはかなり行きにくくなってしまった。
関西方面に実家のある移住者には大打撃なのではないだろうか?
名古屋便については、これまたダイヤが使いにくく、名古屋→十勝は午前中、十勝→名古屋は午後と、やっぱり十勝からの旅行には不便。
しかもなぜかセントレア(中部国際空港)ではなく、旧名古屋空港(小牧空港)のまま。何故!?
東京便にも弱点がある。それは航空券がとても高いこと。(関西も名古屋もだけど)
たとえば、今日今から飛行機に乗って東京に行こうとすると、ひとり片道3万3千円。往復だと6万円弱だ。
東京から帯広に来るには、旅行会社で扱う飛行機+ホテルのツアーみたいのがあり、比較的安く来られるけれど、逆に帯広から東京だと急に高くなる。
事前に予定を立てて、うまく予定とあえばバーゲン系運賃なども使えるけれど、家族危篤…みたいなときはちょっと大変か?
峠を越えて千歳まで足を伸ばせば、当日でも比較的安いエア・ドゥとか、それに対抗して大手も安めの運賃を設定しているけれど、JAL独占の帯広はそういう面ではダメダメだ。
ちなみに以前はこの他に福島行きがあった。
航空路線って増える一方なのかと思いきや、だんだん減っていく…なんてちょっと悲しい。
そうそう。
今週末、新しく函館空港行きのエアトランセという会社が就航する。
函館はたしかに遠く、JRで行ったことも車で行ったこともあるけど、どちらも6時間くらいかかって、とても大変。
そう考えると、わずか50分で行ける飛行機…というのもとても魅力的だ。
とはいえ個人的な見解としては、帯広と函館間の需要なんてたとえ小さい飛行機(18人乗り)であっても、それを日々満たすほどあるとは思えないし、片道25000円あるいは20000円という値段も、ちょっとね…とは正直思う。
売上げや各種経費などを考察してみると、正直言ってあまりうまくいくとも思えないのだけれど、わざわざこんな路線に参入するところをみると、経営者にはなにか秘策があるのかもしれない。
なんにしても選択肢が増えるのはいいことなので、ぜひともがんばって欲しい。
というわけで、近いけれどちょっとクセのある帯広空港の話でした。
かみ
私は旅行とかショッピングとかでマイルをこつこつ溜めて、マイルで帯広行き航空券を買いました。
そうすると発売当日に運良く予約が取れれば、連休だってマイルで飛行機に乗れるのです。
でも今年はもう使い果たしてしまったので、これからこつこつ溜める方に回ります。
帯広から関西へは行ったことが無いけれど、ちょっと不便な気がしますね。無いよりいいですけど。
函館への飛行機の情報は知っていましたが、需要がどれだけあるのかなぁとちょっと疑問に思ってしまいました。
東北&函館方面から旅行に来る人にはいいのかもしれませんね。
いが
かみさん、こんにちは。
そうマイルですよ!マイル!!(笑)
というわけで本日のネタにさせていただきました。
とかち帯広空港ですが、千歳が比較的近いですし、道東道が全線開通した日にはいよいよ利用価値が下がってしまうかもしれません。