胎名ののお 妊娠23週目(6ヶ月)

2月22日は私たち夫婦の7回目の結婚記念日。
だから、というわけではないけれど、産科に午後から4Dエコーの予約を入れておき、会社は午後から半休取得。

4Dエコーというのは、超音波画像をコンピュータで立体映像として視覚化し、さらにその立体画像をリアルタイムで描画するというモノ。
十勝ではここ1台、北海道でも数台しかない最新の機械だそう。(ちなみにGE社製みたい)

いつものようにお腹にプローブを当てて、いつものエコー画像でなにか操作をすると…おおっ、見えた見えた!

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↑左上の光っているところがおでこ。出っ張りが鼻で、その下に口。わかるかなあ?

子どもは手を顔の前にそろえて、なにやらモゾモゾ動いている。
まだあまり脂肪や筋肉が付いていなくて、ちょっと老人のような痩せた体格や(23週だとそんなもんらしい)、手や足などがよく見える。

うわーっと口を開けてあくびをする様子、手をピコピコ動かしたりする様子、手を口のところに持って行って、なにやらモグモグしている様子?など、非常によく見えてとてもおもしろい。

ちょっと画像はイマイチわかりにくいけれど(手が顔の前にあると写りにくいらしい)、実際の動画では、顔の形なんかがかなりよくわかり、鼻の形は、妻よりも夫のほうが似ているんじゃない?とか、そんな話で盛り上がった。

出産経験者や医療従事者には常識だとは思うけれど、胎児がこんなにグルグル活発に動いたり、手や口を動かしているなんて思いもしなかったので、とてもびっくり。
まだ生まれてきていないとは言っても、小さいながらもちゃんと命があって、もう人の形をしていて、生まれるその日に向けてしっかり生きている。

そんな印象を受けて、なんだか嬉しくなった。

そうそう足と足の間には、しっかりとブツがありました(笑)
機器の操作と応対をするのは医師ではないので、診察や画像の診断などは一切なく、男の子ですね、とは言わなかったけれど、あんなにはっきりしっかり写っていたら、誰が見たって男の子であることは一目瞭然。

そっかあ、男の子かあ。

産科の医師の診察では一瞬で終わってしまうエコーだけど、今回は機器占有時間?がどうやら30分らしく、角度を変えたり、クルクル動く様子を何度もじっくり見たりと、とてもゆっくりと長時間にわたって見ることが出来た。オペレーターのおねえさんもとても感じがいい人だったし。

ちなみにこの4Dエコーの費用は1回2千円。
ネットで妊娠出産の体験記みたいのを読むと1万円とか1万5千円とかが相場のようだけれど、それに比べてやけに安いのは十勝価格なのか?
医療行為ではなくて単なるショー?のような扱いらしく、実施は診察時間外だし、特に勧められることもなく「見たければどうぞ」という扱いなのだけれど、個人的にはとてもおもしろかったし、子どもがちゃんと生きている実感がますます感じられたので、とてもよかった。

そしてこの子、名前はまだ決まっていないけれど、とりあえず仮称の胎名?として「ののお」と名付けた。
ちょっと呼びにくいけれど、しばらくはこの名前で話しかけることにしよう。

ののお!デビューまでまだ3ヶ月以上あるけど、早まらずちゃんと元気に育てよ~。