スパムメール

スパムメールがよく来る。
その数、一日約400通。

このブログで公開しているアドレスは、メールアドレス収集ロボットに拾われないようになっていて(ココログの機能)スパムは一通も来たことがない。
しかしSOHO事業のサイトで公開しているアドレスは普通のHTML(mailtoタグ)で公開しており、しかも.comで終わるアドレスなので、格好の餌食になっているようだ。

ほとんどは英語のメールなのでまとめて削除すれば良いのだが、たまに日本語のスパム(ほとんどエロ系か?)も来るのでタチが悪い。
事業で毎日ガンガン使うアドレスであり、事業の顔でもあるし、そう簡単にメールアドレス変更するわけにはいかないのがまた難点。

ウイルスメールも相当数来るけれど、これはメールサーバ側で削除されるので問題になったことはない。(当然自宅マシンにも対策ソフトは入れているけれど)

そこで今日はスパムメール対策について考えてみよう。

スパムメール対策としては
対策1.ホームページからメールアドレスを拾われないようにする
対策2.来てしまったスパムメールをなるべく簡単に処理する

という2本立てで考えたいと思う。

まずは対策1について。
まずはメールアドレスをインターネット上に明らかにしないのが一番の対策だろう。
ブログへのコメントの場合はメールアドレスが表示されるものは少ないみたいなので、書いても大丈夫そうだけれど、そうでない通常の掲示板などにはできるだけメールアドレスは記入しない方がよさそう。
また事業用のアドレスは、事業ページに書かないわけにはいかないので、これをどうするか…と悩んでいたら、ムムリクさんのブログで解決に近づけそうな記事を発見。

コメントを見ると、HTML表記用にHTMLエンティティを生成するページが紹介されていた。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA022023/javascript/make_html_entity-ja.htm

これこれ。コレです!
要はHTML内にメールアドレスを素のまま書かず、このHTMLエンティティというのを記述することで、収集ロボットに拾われにくい…という効果が期待できる。

SOHO事業のサイトに掲載しているアドレスはこれでHTMLエンティティ化することで、今後はロボットに拾われなくなるかも。
すでに拾われてリスト化されている分については仕方がないけれど、将来的には減るかもしれない。
ムムリクさん、rufunaさん、ありがとうございます。


続いて対策2について。
今まではチマチマと1通ずつ消していったけれど、面倒といえば面倒だ。

先日、ブラウザFirefoxの姉妹品?でThunderbirdというメーラーにスパム対策機能が付いている…という記述を目にした。
http://www.mozilla-japan.org/products/thunderbird/

1週間ほど前にダウンロードして、評価用のサブマシンで使っているけれど、なかなかいい感じだ。
簡単にスパム機能を説明すると、要はスパムを受信したら、「これはスパム」と手動で教えてやると、そのルールをメーラーが自動で学習し、次第にスパム検出精度が上がってくる…という仕組み。
1週間使ってみると、1日に受信する400通のメールのうち、スパムじゃないのにスパムとして評価されるのは一日ゼロ通、逆にスパムなのにスパムじゃないとして評価されるのが一日3通くらい。

スパムは迷惑メールフォルダに自動で移動するので、400通のメールを手動で振り分けるのに比べると格段に楽だ。
事業用メインに使うにはもう少し評価が必要だけど、なんだかよさそうな感じ。


ちなみに来た得体の知れないスパムに対して、メールに書かれた送信解除の手続きをしたり、「送らないで」のような返信をすることはない。
そんなことをしたらそのメールアドレスは有効である…と宣言するようなもの。

画像等でメールアドレスの有効性を確認される可能性があり、またシステム屋の観点から安全性自体に大いなる疑問があって、主に送信側の都合で使われるHTMLメールは当然オフ(テキストのみ)だ。

他の対策として、ネット買い物用は専用のアドレス(使い捨て感覚)を使う…などもある。
自分たちがSOHOでネットショップのようなことやっているのに申し訳ないけれど、1日に40通ほど来るショップのメルマガで「いつでもウェルカムな気持ち」になるもの、積極的に受信したいものなんてひとつもない。(なので自分のSOHOはメルマガによるマーケティングは今のところやっていない)

とまあ我が家の場合はこんな感じで対策しているけれど、みなさんのところはいかがですか?