1時間半で大都会

都会から田舎に移り住むと、この時期ちょっとうらやましくなるものがある。

それは夜景とイルミネーション。

そういえば結婚する前は某平塚のテレビ塔に夜景を見に行ったっけ。
新婚時代は会社から帰ってからよくクルマで横浜とか行ったなぁ。
みなとみらいに駐車して、マックで買い物して、海沿いの静かな公園までよく歩いたね。

なんだかとても遠いような、それでいて近いようなそんな記憶。


いま夜景やイルミネーションを見に行こうと思ったら、札幌近辺に行くのがいいけれど、かなり遠いし、遠いわりには少し物足りない雰囲気。
産科では1~2時間なら乗り物に乗ってもいいよ、と言われているけれど、1~2時間で行けるところなんて限られているし…。

と思ったらピン!と思いついた。
そう、飛行機!

私たちはもともと出かけるのが大好きで、一時期は土曜日夜は家にいることよりも宿泊先のホテルや旅館に泊まることのほうが多かったほど。
それが妊娠がわかってからずっと家にこもりきりで、ちょっと「どこかに行きたいなぁ」という気分だった。

妊娠がわかって秋の京都やら、年末年始の旅行、仕事をからめて何カ所か遊びに行く計画も全部キャンセル。
今年のクリスマスは海外で過ごそう…という計画も消えてしまったので、東京行きのプチ旅行でもとても楽しみだ。

妻も「ひさびさの飛行機♪」「夜景♪」と喜んでいる。


さっそく週末の地元空港発の東京便を見てみると、ラッキーなことに全便空いている。

ちょうど妊娠報告がてら鎌倉と茅ヶ崎にある実家に顔を見せられるし、夜景については空港からレンタカーを借りて車窓見学とすれば人混みも問題ないだろう。

行くと決めるとあとは話は早くて、半休取得手続き、仕事のスケジュール調整、レンタカーの予約、実家への連絡や手配などが進む。
JALのページから飛行機を選んで「上記内容で予約する」のボタンをクリックする瞬間のなんと楽しいことか。


クリスマス模様の都会は素敵だ。
来年はきっとチビが居るから、ふたりで出歩く師走も今年が最後。

12月の夜の横浜には特別な思い出もあるし、なんとなく心がウキウキ。
どうか楽しい旅行でありますように。