2004年10月1日の夜。
今年はじめて薪(まき)ストーブに火を入れた。
この薪ストーブは「四つ葉屋根の家」の2階に設置してある。
燃料はいまのところ家を建てたときに出る廃材。
地元の木で家を建て、余った木は捨てることなく暖をとるのに使える。
薪ストーブはとてもいいものだ。
ゆらゆらと不規則にゆっくり燃える火と、パチパチとはぜる音。
木の燃えるにおい。
燃える火を見ていると、なんだか心が落ち着くような気がする。
石油ストーブのように「つけたらすぐに暖かい」とはいかないけれど、でも、この薪ストーブを石油ストーブに変える気はまったく起きない。
薪ストーブのある暮らし。
…アナログで、ゆっくりで、静かで、ほんのりとした明るさと暖かさ。
--また今年も長い冬がやってくる。
HRS
ストーブいいですね。木の香りも魅力を感じます。将来は暖炉のある家に住むのが夢です。
兼業主夫
HRSさん、コメントありがとうございます。
薪ストーブは、ほとんど飾りのつもりで家に組み込んだのですが、燃やしてみるとこれがとてもおもしろく、すっかりとりこになってしまいました。
「ただの木を燃やすハコ」だと思っていたのですが、実はそうではなく、触媒で煙を二次燃焼させてほとんど無煙で高効率運転する仕掛けや、吸気と排気を自在にコントロールしての出力操作など、地味にハイテクなものでした。
これからはそんな話も書いていきたいと思います。
今後ともよろしくです。
ヴィーノ・ロッソ
はじめまして、こんばんは。
台風の風が小康状態となった北関東からです。
薪ストーブの家、憧れますね。
我が家は今現在、土地からの家づくりをはじめたところ。
まぁ、土地は持っているのですが紆余曲折ありまして・・・。
途中までできた基本計画ではばっちり
薪ストーブが設置されてます。(^.^)
いずれにしても、兼業主夫さんのようなオリジナリティのある家づくりを目指しており、
全部ではありませんがブログを共感しながら読ませていただきました。
北海道Iターン・・・。
なかなかそういう願望があっても実行に移すとなると難しいものでしょうけど。
ただただ、羨ましいです。
また、遊びに来ますね。
兼業主夫
ヴィーノ・ロッソさん、はじめまして。
メッセージありがとうございました。
今年は本当に台風の当たり年でした。トカゲ台風の被害は大丈夫でしたか。
家の新築を計画中なのですね。
薪ストーブの設置を計画されているとのことで、きっといろいろと個性的な家なのだと思います。
薪ストーブ、実はどちらかというと優先度の低い設備だったのですが、結果としては設置して本当によかったと思っています。煙がすごくて迷惑では?とかいろいろ懸念もあったのですが、いまのところ大丈夫みたいです。
家は作っているとき、それも基本的な項目を考えているときがとても楽しいので(それ以外も楽しいけど)みんなでいっぱい楽しんで家づくりをしてくださいね。
ところで本文では触れていませんが、我が家の薪ストーブの最大の問題点は
・家が暖かすぎてあまり活躍の場面がない!
ということにつきます。
そんなに大量の薪を投入しなくても、非常に出力が強く、調子に乗ってガンガン燃やすと暑くて大変です。外はマイナス20度なのに、窓をしばらく全開にしたり(笑)
まぁあくまでも飾り兼補助暖房というスタンスでの温熱環境設計なので、設計通りといえば設計通りなんですけどね…(^^;;
これからもどうぞよろしくお願いします。