ビストロパパの料理教室

パパが楽しく子育てに取り組むことで、パパやママ、そして家族と子ども達の笑顔を増やそう!と取り組んでいる「パパスイッチ」。

日曜日は自分が代表をつとめている、このパパスイッチ芽室が主催するイベント「ビストロパパの料理教室」でした。

パパだって台所に立って料理をしようぜ!ママや子ども達においしい料理を作ってあげよう!ということで企画したこのイベント、料理に興味がある!家族においしい料理を食べさせたい!と集まったパパさんは約10人でした。

講師は東京でパパ料理研究家をやっている「ビストロパパ」こと滝村雅晴さん。
「パパが料理をすることで、家族が幸せになる」世の中作りを目指して日々活動中で、わざわざ飛行機に乗ってこんな遠い芽室までやってきてくれたのでした。

さて今回取り組むメニューは3つ。
白菜と豚の煮物、炊き込みご飯、フルーツポンチ。

最初は滝村さんのあいさつから、パパ料理のこと、そして料理の基本的な話。
小さじとは?なんて簡単な基礎から始まり、包丁の持ち方、なんて説明も…。

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みなさん真剣に説明を聞いています..

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パパも真剣…!?料理は手際が大切!

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煮物はちゃんとかつおぶし&昆布で出汁をとってます。

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ちょっと味見..どれどれ…

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盛りつけもパパが担当です。

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できました!
別室で待機していたママと子ども達に振る舞います。おまたせー!

おいしい!!!
特に煮物は京都風の味付けで、いつも作っているのはちょっと雰囲気が違っていて、それがまた味わい深く…。

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今回の参加者たち。

ビストロパパ滝村さんが言うには…

自分が教えているのは料理だけど料理じゃない。
子育てで大切なのは相手のことを思うココロや、場を読む力、相手の立場にたてること。
料理はそのすべてを学べるし、そして食べることは生きること。

短い時間だったけれど、パパが料理…ここでいう料理とは献立を考えて買い物、準備、調理、みんなでおいしく食べて笑顔になって、片づけて…という一連の流れを行うことで、家族がもっと素晴らしく、そして社会がもっと素晴らしく…とメッセージをしっかり心に受け止めることができました。

簡単な料理を教える理由は、気取った「年に1回しか作らない料理」よりも、ふだん使いる応用の利くレシピを覚えて欲しいから…

メニューをはじめて聞いたとき、もう何年も主夫として毎日朝ごはん、弁当、そして晩ご飯担当している自分にとっては簡単すぎてちょっと物足りないかなぁ、と正直思ったけれど、なるほど、そういうことであれば納得。

他のパパさんも自分の手で「煮物」なんていう、簡単そうで難しい料理ができて、とても満足した様子。

一緒にごはんを食べたママ友のみんなも「美味しかった!」と口々に言っていて、それを聞いているパパも嬉しそうで、ああこうやって笑顔の輪が広がっていくんだなぁ、と思ったのでした。

「パパ料理を通して、家族の幸せを創造する」…そんなビストロパパのミッションが実現できたらいいなあ。

そしてパパたちで片づけして、感想を述べておしまい!
あー、楽しかった!
そんなこんなであっというまの美味しい楽しい3時間、みんなのパパ度はアップしたかなー?
参加者のみなさん、そして滝村さんも遠いところありがとうございました!
こんどは家族と長めの時間を連れて北海道に遊びに来てくださいねー!

パパ向けの子育て支援事業、パパへの子育て啓蒙活動を通じて、地域やコミュニティでの家族の幸せアップ?や子育て支援を考えている方々には、ビストロパパの料理教室、参加者のひとりとしても主催者のひとりとしてもおすすめです。

そうそう滝村さんは「パパごはん 」というパパ向けの料理本も出版していて、これには本当に簡単な基本的な、それでいていろいろな料理のベースになる71のレシピが紹介されているので、これもとてもオススメです。780円。参加者のなかにはさっそくアマゾンで注文している姿も…。

とそんな料理教室、自分ももう大さじも小さじも使わずに感覚的になんでも作っちゃうけど、もっと基本に立ち返って美味しい料理を作ろう!と改めて思った料理教室でした。