パパ・スイッチ

今年から連載している北海道新聞「朝の食卓」。
昨日は自分のぶんの掲載日でした。というわけでここにも載っけておきますー。


--
パパ・スイッチ

 僕の住む芽室町では、役場と子育て支援組織が中心になって「パパ・スイッチ」という事業を行っている。
パパの気持ちを家族にスイッチする意味で、子育てをパパがもっと楽しもうという趣旨に賛同して実行委員長を引き受けた。

 先日、第1弾の事業として講演会を開いた。家族のためにもパパ自身のためにも、もっと子育てに手を出そう、そしてもっと子育てを楽しもう。子育てはパパとママのツートップで…そんな趣旨の講演だったのだけど、参加したママ友から「夫が子育てに協力的になってうれしい」なんて言われたり、近所のパパが「自分も育休を取る!」と言ったり、目に見える効果があった。

 子育てはパパとママが二人三脚で取り組んでいく必要があるし、それがパパ自身のためでもある…というのは自分自身の経験則でもある。
こんなに楽しい子育てにパパがかかわらないのはもったいない! そしてパパの気持ちが家族に向いている家庭ほど、家族の笑顔が多いような気がする。

 とはいえパパたちの話を聞くと「そうしたいのはやまやまだけど、忙しくて時間がとれない」なんて意見も多く、たしかに個人の力だけでは難しい部分もある。
それでもこんな活動がヒントになって、ひとりでも多くパパ・スイッチが実現できたらいいな。
子どもを育てる家族みんなに笑顔が広がりますように。(子育て主夫・芽室)
--


パパが子育てに関わるほど、家族が楽しそう..というのは本当にそう思うのです。
パパが家にいる時間が長くて、家族の方を向いている家庭のほうが子どもの人数が多い気もするし・・

仕事に夢中になるのもわからないでもないけど、でも子どもが小さい間だけでもいいのでちょっとパパスイッチしてあげられたら、社会全体がもう少し良くなるんじゃないかな・・

実際、ママだけでなんとかするには子育てって大変すぎだよね…ってことをちょっと言いたかったのでした。